芸能

「未成年飲酒発覚」豆柴の大群・ナオが芸能活動を謹慎しないで済む2つの理由

 アイドルグループ「豆柴の大群」のナオ・オブ・ナオが、まだ19歳だった18年11月に未成年飲酒を行っていたことが、2月18日発売の写真週刊誌「FLASH」にて報じられた。

 所属事務所のWACKでは同日、グループの公式サイトに「ナオ・オブ・ナオについてご報告」を掲載。飲酒が事実であることを認めたうえで、深く反省を促しながらしっかりと監督し、活動に精進させると報告した。ナオに対してはグループ脱退や活動休止といったペナルティは与えないものと見られている。

「豆柴の大群は人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)から生まれたグループで、12月19日に発売されたデビューCDの『りスタート』は6万枚超を売り上げてオリコン週間ランキングで初登場1位をゲット。46/48系やハロプロ系以外のアイドルとしては異例のロケットスタートを決めています」(アイドル誌ライター)

 テレビ番組発のアイドルにとって、普通なら未成年飲酒報道は致命傷のはず。しかしファンの反応を見ると〈確かに悪いことだけど、もう過去の話だから〉といった声が多く、活動続行への批判は、ほとんど聞こえてこないという。前出のアイドル誌ライターが続ける。

「アイドル分野ではかつて『恋愛禁止』が金科玉条となっており、デビュー前であってもキス写真が流出した場合には強制的に卒業となるケースが相次いでいました。しかしファンの間からは『そんな昔のことまで問題視するのはおかしい』との声が数多くあがるようになり、最近ではデビュー前の恋愛については、不問にする傾向となっています。ナオの場合は未成年飲酒という不法行為なので恋愛とは同一視できないものの、やはりデビュー前の行為には違いなく、真摯に反省して今後の活動に邁進することを条件に活動続行を認めるのがファンの総意と言えそう。ファンに支えられてこそのアイドルですから、ファンが認めてくれれば活動を続けられるというわけです」

 そんなナオにとってなにより幸運だったのは、所属事務所がWACKだったことだという。WACKは「BiSH」や「EMPiRE」といったメジャーデビュー組を抱え、アイドル業界の風雲児として注目される存在。代表の渡辺淳之介氏がWACK設立以前に運営していた「BiS」(初代)ではハグチェキやマッパ同然のMVなどが物議を醸し、日本武道館から会場使用を断られたこともある。そんなWACKだからこそ、ナオにペナルティを与えることもなかったというのである。

「ナオは『avexアイドルオーディション2013』に合格し、中二でエイベックス傘下のアイドルグループ『サッポロSnowLoveits』に加入。ここには『豆柴の大群』で一緒に活動するカエデフェニックスがいたほか、わーすたの小玉梨々華やラストアイドルの猪子れいあといった現役アイドルも在籍していました。在籍中にはアイドル夏フェスの『TIF2015』にも出演するなど、3年半にわたって充実したアイドル活動を送っていたのです。その後、高二の16年9月にグループを卒業し、『豆柴の大群』への加入まではいわば浪人生活を送っていたわけですが、もし彼女がエイベックス所属タレントのままだったら、今回の未成年飲酒が致命傷になっていたのは確実。もしくは別のアイドルグループに入っていた場合でも、活動謹慎は免れなかったでしょう。決して未成年飲酒を容認するわけではありませんが、WACKだからこそ《深い反省と今後の活動での精進》で済んだわけです」(前出・アイドル誌ライター)

 ナオには今後、温かい目で見守ってくれるファンの期待を絶対に裏切らないという強い意志が求められることだろう。

(金田麻有)

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