芸能

立川志らく、「離婚は1億%ない」発言で「不貞疑惑」妻を“守れた”ワケ

 落語家の立川志らくが自身がMCを務める情報番組「グッとラック!」(TBS系)で、週刊文春に報じられた妻の不貞騒動に言及したのは同誌発売日の3月5日のこと。18歳年下の妻と、面倒を見ていた弟子の“禁断の関係”が報じられ、“辛口司会者“に文春砲が炸裂した形だが、志らくはこの日の番組冒頭、

「実はプライベートのことでちょっとゴタゴタがございまして。某週刊誌に私の妻と元弟子の不貞関係ということが掲載されまして」

 と切り出し、「私は妻のことを信じております」とも宣言した。続けて、「まぁ、このことで夫婦の絆が壊れることもございません。離婚も1億%ございません」「あとは私のかけがえのない妻を世間の目から守る。命がけで守る。それだけでございます」などとコメントしていた。

「自身が多忙を極める中、18歳差の妻が25歳の弟子と男女の仲になっていたとしたら、さすがに志らくもショックだったでしょうが、本人が“世間の目から妻を守る“と豪語したように、番組では妻を咎めることなく、夫婦の絆の存在を強調しています。そして、志らくの狙い通りかはさておき、注目された生放送での本人からの言及に関して、最もネットニュースの見出しを飾ったワードは『離婚は1億%ない』との文言。あえて大袈裟な表現を使うことによりうまく世間からの関心を逸らそうとしている印象でしたね。案の定、そうしたニュースのコメント欄には『仮面夫婦としてやっていくんでしょうね』『1億%って、もう%じゃないし強調し過ぎ』『よう信頼なんて言えるな』との声が相次ぎ、不貞をされた側の志らくに批判的な声が相次ぎました。実は、こうした状況こそ、ある意味志らくが最も望んでいた“妻を守る“ということなのかも、と思えましたね」(テレビ誌ライター)

 言葉の妙で大衆の心理を操るのは落語家にとって朝飯前ということか。あえて過剰な表現を用いて騒動に言及することで、妻へのバッシングを緩和させることが目的だったとしたら、まさに志らくの「作戦勝ち」だったと言えるのではないか。

(木村慎吾)

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