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記事全文を読む→【一杯酒場】東京・四ツ谷「スタンディングルーム鈴傳(すずでん)」
老舗酒屋の自家製「白菜漬け」と「肉じゃが」 レア酒燗機でつける燗酒と絶品ハーモニー
夜、四谷あたりで酒を飲むことになったならば、午後5時オープンのこの店で、ちょっと一杯「ひとり0次会」をやらないと、損をした気分になる。そのくらい気軽に寄れて、それでいて、ここで酒を飲めること自体が貴重と思える名店だ。この店はもともと、嘉永3(1850)年創業の超老舗酒屋。戦後、官公庁が多く四谷に引っ越してきたことから、店で酒を飲みたいという需要が発生。それに応じ、昭和50年に店舗を建て替える際に作った専用のスペースが、この「スタンディングルーム」というわけだ。
酒は常時約20種で、料理は約15品。角打ちから発祥した店とはいえ、きちんと手作りされた旬の料理が並ぶ。春を告げる菜の花の力強い風味。自家製の白菜漬けのどこか懐かしい酸味。よ~く味の染みこんだ肉じゃがの優しさ。どれもこれもしみじみと旨く、現在は製造されていないという年代物の酒燗機でつける燗酒とのハーモニーにとことん癒される。水曜日と金曜日は、週2回限定で飲むことができる名酒「十四代」の日。圧巻の旨味もお得に味わえるのはうれしい。
各テーブルの周囲には鉄製のポールが配備されており、そこにちょっと腰をあずけると、あまりの居心地よさに帰りたくなくなり、ついもう一杯と飲みすぎてしまうのだった。
■スタンディングルーム鈴傳(すずでん)
住所:東京都新宿区四谷1-10 鈴伝ビル 電話:03-3351-1777 営業時間:17:00~21:00 定休日:土・日・祝
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