スポーツ

桑田真澄が明かした「古き良き時代に授けられた名バッターの粋な教え」とは?

 元プロ野球選手の片岡篤史氏のYouTubeチャンネル〈片岡篤史チャンネル〉の2月27日投稿の〈球数制限について桑田さんの思ってる事と良いと思ったピッチャーベスト3を豊さんと聞いてみたよ~〉に、片岡にとってPL学園時代の先輩にあたる桑田真澄氏と大洋ホエールズ(現横浜DeNA)で活躍した高木豊氏がゲスト出演した。

 この回は、500打席以上立っているピッチャーの中で桑田氏が一番打率がいいということで、桑田氏から見て良いピッチャーを訊ねる内容だった。オリックスなどで活躍した星野伸之氏や元中日の山本昌氏などの名前が上がる中、話は変わり、高木豊氏との思い出を桑田氏は突如語り出した。

「例えば8回、6対1でこちらが勝っている状況で、豊さんに変化球なんか投げると、『ハァ~』ってため息つかれるからね」

「そんなことないよ」と高木氏は否定するが、桑田氏は、いやいやとばかりに話をこう続けた。

「あの時代、豊さんもそうですけど、山本浩二さん、衣笠祥雄さん、落合博満さんもそうだけど、『お前もう試合勝ってんだろ?エースがこんなところで変化球なんか投げやがって』みたいのがあるわけ」

 これには高木氏も「確かにあったな」と苦笑い。

「8回9回は全部ストレート。そうやってオレはね、鍛えてくれたと思う。それで抑えられなきゃ一流になれないよって」

 さらに、故・衣笠祥雄氏は、このようなケースで桑田氏がカーブを放ると、バットを故意に落とし、首を左右に振って呆れる仕草も見せたという意外なエピソードを明かした。

 この回では他にも、桑田氏の監督論や愛息Mattとふだんどんな会話をしているかといった内容にも言及。視聴者のコメントでは「桑田さんを月一レギュラーにしてくれ。話がおもしろすぎる」と、桑田氏の話術に絶賛だった。桑田氏の訥々とした話しぶりは確かに何とも魅力的。「投球術」巧みだった桑田が、今度は「話術」でもって視聴者の心を鷲づかみにする日が待ち遠しくなってくる。

(ユーチューブライター・所ひで)

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