「交流戦が終わる。そうなったら1人、外すんじゃないかな。DHがないからさ、4人もいる?」
野球解説者・高木豊氏が自身のYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」で論じたのは、巨人の捕手陣だった。現状で甲斐拓也、岸田行倫、大城卓三、小林誠司の4人体制となっているのだが、動画アシスタントの森藤恵美からこんな質問が。
「もちろん甲斐選手はいるじゃないですか。岸田選手ももちろんベンチにいると。そうなってくると、大城選手なのか、小林選手なのかというふうにもなってきますし、どういうふうにここからキャッチャーを起用していきますか」
高木氏の答えはこうだ。
「小林はまだ1試合だけなんだよ。大城はホームランを打ってるんだよ、ノーヒットノーラン(を食らう)かといわれている時に。いろいろ素直に考えて、(小林と大城のうち)大城しかいないでしょう、残すのは。そりゃあ、小林に同情票は集まると思うよ。ベテランだし、精神的な支柱とか言われていて。でもそんな精神的な支柱を置くほど、余裕があるかということ」
6月20日の西武戦で今季初の先発マスクをかぶった小林。赤星優志をリードして2-1の勝利に貢献。自ら打点も挙げたのだが…。
一方の大城は、今季31試合に出場。6月19日の日本ハム戦で、北山亘基のあわやノーヒットノーランの偉業を、9回一死から3号ソロを放ち、阻止している。
ちなみに交流戦で甲斐が先発マスクを被った試合は全敗。Aクラス浮上を期して、阿部慎之助監督の頭にある捕手プランやいかに…。
(所ひで/ユーチューブライター)