スポーツ

ビジター打率1割台の広島にメッタ打ち!巨人・田中将大を「よっぽど悪いボール」と断じた高木豊の見解

 またしても2軍降格である。200勝まであと2つとしながら打ち込まれる巨人・田中将大を見て、このまま復活できないのか、と思ってしまうほどだった。

 1回二死から5連打を浴びて3失点した、5月1日の広島戦。2回、3回は走者を背負いながらも、かろうじて無失点で切り抜けたが、先発投手としての限界はここで訪れた。

 その後、巨人が同点に追いつき、延長12回を戦ってサヨナラ勝ちしたが、田中は2軍での再調整となった。

 これを分析するのは、野球解説者の高木豊氏だ。自身のYouTubeチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」で、田中の不調ぶりにズバッと斬り込んだ。

「広島の成績(試合前の4月30日時点)を見ると、ホームで9勝3敗、ビジターで3勝9敗。まるっきり逆になるわけ。打線に目をやると、ホームではチーム打率3割打っているんだよ。でもビジターだと1割台。まるっきりビジターでは打てないんだよ。内弁慶だなというふうに、感じざるをえないね」

 そして3回でマウンドを降りた田中の投球を、こう断じたのである。

「3回で結局、代わるんだけどさ、8安打されてるんだよ。ボールに力があまりないのと、キレがない。バッターがみんなついていくし、広島ってビジターであまり打てないのに、いきなり3回までに8安打されてるというね。だからよっぽど悪いんだと思うよ、ボールが。そこらへんは阿部(慎之助)監督もすぐ見切ったけどさ」

 その阿部監督は試合後の会見で田中の次回登板に触れ、

「次はちょっといつっていうのは言えないんですけど、残念な結果になってしまったのでね…」

 久保康生巡回投手コーチの指導により、復活に向けて改善がなされていたはずの「魔改造」とはいったい何だったのかと、首を傾げたくなる。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【無能!減反農政】「コメ高騰は5年続く」報道記者が目撃した「生産者の倉庫に大量のブランド米」秘匿
2
【因縁対決】上沢直之を撃破した日本ハム・新庄剛志監督の「皮肉たっぷりウハウハ」な苦言
3
もうやめろ!大谷翔平「パパ初ハラスメント」にうんざりする「過熱報道への反発」
4
「これは…何をやってるんですかね」解説者がア然となった「9回二死満塁で投手前バント」中日選手の「超奇策」
5
「バス旅」開始24分でまさかの終了!太川陽介が「可能性ゼロ」でギブアップした衝撃シーン