スポーツ

Jリーグで見られずじまい!?日本代表候補ルーキーに忍び寄る海外クラブの剛腕

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、Jリーグの再開が白紙になり、ヨーロッパでもリーグ戦が無期限延期など、先行き不透明の状況が続いている。

 それでも、海外リーグでは、来期に向けて水面下で戦力補強のリストアップが始まっていた。

「例年通りであれば、主要なヨーロッパリーグの新シーズンは夏に開幕します。スペインのマジョルカで活躍する久保建英の影響で、日本人選手は“青田買い”のターゲットにされており、若手選手が海を渡るとみられています」(サッカーライター)

 そうした中、争奪戦が勃発しそうなのは、今春、桐光学園を卒業してセレッソ大阪に新加入したMF西川潤を巡ってだという。

「西川は、180センチの長身ながら、足元の技術に優れたレフティーで決定力も高い。18年のU‐16アジア選手権で優勝に貢献し、大会MVPに選ばれた逸材。高校時代にセレッソ内定が決まってからも、スペインの名門・バルセロナやドイツの古豪・レバークーゼンが興味を示していました。本人も将来は欧州移籍を希望しているそうです」(前出・サッカーライター)

 そうした状況に、ヤキモキしてしまうのはサポーターだろう。

「2月22日に行われた大分トリニータとの開幕戦は、出場機会こそなかったが早くもベンチ入り。ロティーナ監督の期待も高く、試合出場は時間の問題と思われていたのですが、新型コロナウイルスの影響で、1試合も雄姿をみられないまま、海外移籍してしまうことも…。セレッソ大阪も早期に海外のクラブに移籍することがないよう、3年契約を結んで違約金も設定していますが、数億円の違約金を支払ってでも交渉に乗り出す海外クラブは出てきそうです」(前出・サッカーライター)

 日本代表のスター候補をJリーグのピッチで見られる日はいつか。

(写真はイメージ)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
【鉄道】新型車両導入に「嫌な予感しかしない」東武野田線が冷遇される「不穏な未来」