芸能
Posted on 2020年05月04日 09:59

清原果耶、泣きの演技に山田孝之も虜に!/若手女優「演技ハンパない!番付」(2)

2020年05月04日 09:59

 西の大関は、デビューから10年目に主演作「愛がなんだ」(19年、エレファントハウス)が、単館系ながら大ヒットした岸井ゆきのを。

「この映画の好みは分かれるところだが、成田凌とともに主演コンビの演技はすごく良かった。いわゆる“ブサカワ”の顔立ちではあるけれど、ただきれいな子よりもおもしろい演技はできる」(映画監督・野本史生氏)

 桃井かおりの実兄で脚本家・桃井章氏も、抑揚をセーブした岸井の演技を賞賛する。

「心ならずも“都合よくヤレる女”というポジションを絶妙に演じ、女性客の共感を得ていた。ただ、この演技力を生かすドラマに出演していないことが少し不満」

 東関脇は、新世代のヒロインとなりうる清原果耶だ。CMでは「日本生命」や「オロナミンC」などインパクトある出演が続いている。

「各所で絶賛の嵐で、山田孝之は『役柄のキャラクターを瞬時に汲み取ることができる。専属契約を結びたいくらい』と口にしたほど。『日本生命』のCMでも見せたように、情感を溜めて、それを静かにセリフに込める泣きの演技は絶品。イマドキっぽくないのもいいですね」(芸能評論家・織田祐二氏)

 補足するのは前出・野本氏だ。

「NHKの『透明なゆりかご』(18年)のヒロインをやっていて、一発で清原はいいなと思いました。昨年も『マンゴーの樹の下で』(NHK)で主演をやっていたけど、硬い表情からフッと緩んで笑顔になる時に引き込まれる。美形だが、切れ長の瞳で決して派手な顔立ちでないところも魅力」

 10代戦線は熱くなる一方で、西関脇には浜辺美波が入った。美少女研究家の高倉文紀氏が、インタビュー経験を踏まえて分析。

「世の中的には元気なイメージですが、実際はおっとりした印象。ヒット作となった『君の膵臓をたべたい』(17年、東宝)や『賭ケグルイ』(19年、ギャガ)など、ライトノベルやコミックの原作のものを演じるのは非常にうまい。10代で立て続けに主演を張るのは、最近では珍しいですね」

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月22日 20:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月17日 20:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月24日 20:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク