事件

大分 愛人ナースを絞殺までの二重生活(2)愛人は“旦那は単身赴任中”と言っていた

「植山さんは、キレイな方でした。よくエプロン姿で子供たちと一緒に遊んでいて。ただ、子育てが忙しかったのか、月に数回仕事に行かれるだけで、あとは家の中で過ごしているみたいでした」

 そう話すのは、植山さんが住んでいた中津市内の同じアパートの住人だ。

 周辺はもともと農地で、04年に九州ダイハツが中津市に移転してから住宅街として再開発され、現在の閑静な住宅街となったという。

 大分市に妻子がいた河野容疑者は、10年4月頃から大分市内の医療機関に作業療法士として勤務していた。ちなみに、作業療法士とは厚生労働大臣から認可を受け、各医療機関の現場で作業療法を行うリハビリの専門家である。

 それ以前は中津市内の医療機関に勤めていたが、

「勤務態度は真面目そのもの。それに男前の好青年という印象で、患者さんからの評判もよかったんです」(医療機関関係者)

 08年頃、同市内の医療機関にリハビリ指導員として出入りしていたが、その時、看護師だった植山さんと知り合い交際が始まったという。そして11年、12年と立て続けに子供をもうけ、河野容疑者も認知していた。植山さんの近所に住む女性が言う。

「同じぐらいの年齢の子供がいるので、よく話をしていたんですけど、植山さんは『旦那は単身赴任中』と言っていて、『旦那は正社員で、自分はパートなのでしかたない。早く一緒に暮らせればいいな』とも漏らしていましたね」

 実際に週末、植山さんのアパートにやって来る河野容疑者らしき人物は何度も目撃されていたが、住民たちによれば、やはり「好青年」の印象だったという。

 付近の住民も、植山さんの言うとおり本当に2人は結婚しているものだと思っていた。ただ、こんな内情も抱えていた。

「植山さんは河野容疑者との最初の子が生まれた当初、出生届を出していなかったんです。それで中津市が虐待ではないかと接触したが、虐待はなかった。しかし、相談に乗る形で戸籍を作ったそうなんです」(前出・社会部記者)

 前述のように大分市に妻子がいたことと無関係ではないだろう。

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