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記事全文を読む→藤圭子、同居男性就寝中に13階からダイブの前兆奇行
「不幸が似合う女」は多くの人たちの喝采を浴びたあと、何ともやり切れない形でその人生に幕を下ろした。無類の凄みがあるハスキーボイスと美貌。まさに「昭和の歌姫」の言葉がふさわしかったが、晩年はその消息を知る人もほとんどいなかった。スターダムの栄光と私生活の不幸が激しく交錯した藤圭子の波瀾62年「最期の真実」を総力取材した!
デビューから45年、歌手の藤圭子(享年62)の最期は、あまりに衝撃的だった。都会の一角で、飛び降り自殺を遂げたのだ。この数年間は表舞台から遠ざかっていたが、人知れず暮らしていた彼女にいったい何が起きたのか。
8月22日午前7時頃、高層ビルが建ち並ぶ西新宿に轟音が響いた
近隣に住む50代の男性はこう話す。
「外から『ズドーン』という物凄い音がしたんです。外の様子は気になりましたが、出勤時間も迫っていたので、その時は見に行きませんでした。しばらくして出社しようと外に出たら、あのマンション裏の道に人だかりができていたんです。私ものぞき込んでみると、黒っぽいTシャツとホットパンツ姿の女性があおむけに倒れ、地面には1平方メートルほどの血だまりがありました。その時は、若い女性に見えたのですが‥‥」
まさに、倒れていた女性こそ、臨終間際の藤であった。通行人が通報した際には、心臓はわずかに動いていたが、病院に搬送された時には心肺停止状態。間もなく死亡が確認された。
同じく、転落直後に現場付近を通りかかったという30代男性はこう振り返る。
「背中から地面に落ちたんでしょうね。驚くほど顔はキレイで、一瞬しか見えなかったけど、美人だとわかりました。でも、それ以上に頭から離れないのは、警察官や救急隊員が女性を運ぼうとしていた時の光景です。口や耳からの出血の他に、右側の後頭部が割れていて、そこからはドロッとした血塊と白っぽい脳ミソが飛び散っている状態だったんです」
その後、警視庁新宿署の調べで、藤はそこに建つ28階建高層マンションの13階の部屋のベランダから転落したことが判明した。遺体のそばにあったスリッパの片方が、13階の一室のベランダから発見されたのだ。
衣服に乱れもなく、遺書はなかったものの、事件性はなく飛び降り自殺と判断された。藤はベランダに置かれた白いクーラーボックスを足場にし、高さ115センチの手すりを乗り越えて飛び降りたと見られている。
芸能記者はこう話す。
「その飛び降りた部屋の持ち主は、30代の男性A氏でした。A氏はマンションが完成した06年当時から藤と同居していたそうですが、警察官が午前10時頃に部屋を訪ねると『別々の部屋で寝ていたため、警察が来るまで転落したことに気づかなかった』と、ショックを受けていたそうです。その後、実況見分に立ち会い、警察の聴取には『内縁関係ではなく、トラブルもなかった』と答えています」
6年間も同居していながら内縁関係でもない、そしてA氏とは親子ほど年が離れている‥‥。藤はどんな暮らしをしていたのか。
◆アサヒ芸能8/27発売(9/5号)より
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