スポーツ

「原さんじゃなくてオレが1位だった」!?駒田徳広が80年ドラフト秘話を動画激白

 昭和から平成へ、平成から令和へ、年号の移り変わりとともに新しい時代の幕開けを期待するのは日本人ならではだが、1980年の巨人も、それに似た年であった。

 ミスタージャイアンツ長嶋茂雄監督(第1次政権)の辞任に世界のホームラン王・王貞治氏の引退。「V9」時代をともに戦い、巨人の人気を牽引してきたレジェンド2人が巨人のユニフォームを同時に脱ぐ姿には、寂しさが募りながらも、この年のドラフト1位で原辰徳氏が巨人入団しており、新時代の到来を予感した読者諸兄も数多くいたことだろう。

 テレビ東京が運営するYouTubeのスポーツチャンネル〈テレビ東京スポーツ〉、10月24日配信〈「新時代コマダ」同期 原辰徳と首脳陣への直訴駒田のドラフトシリーズ#1【満塁男コマダのココだけ話】〉の中で、原氏に続き、この年ドラフト2位で巨人入りした駒田徳広氏も「巨人が原さんのクジを外したらオレが1位だった」と話している。

 つまりは原氏のみならず、みずからも巨人の新時代に一役買った一員なのだと「満塁男」らしく豪快にそう言い放っているのだ。

 2001年、第2次政権の長嶋監督が辞任、02年から監督を任されたのは原監督であった。選手として、打点王1度獲得する活躍を見せたが、長嶋氏、王氏を知る世代からは、やや不満の残る成績だったかもしれない。巨人の4番は「聖域」だとも後日、原氏は語っており、巨人の新時代を託された4番はさぞや苦悩の日々を過ごしたことだろう。

 しかし、そんな経験も生かされ、監督としては巨人歴代1位の勝利数を今年記録し、通算13年間で日本一に3度輝いており、今シーズンもリーグ優勝は目前だ。80年のドラフトから40年あまり。原氏は監督として巨人の新時代を切り開いているようだ。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…