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桑田真澄、クロマティが明かしていた巨人に15年間も呼ばれなかった理由

 1月12日、巨人が球団OBの桑田真澄氏を一軍投手チーフコーチ補佐として招聘することを発表。巨人ファンのみならず、プロ野球ファンにも驚きを与えたようだ。

 桑田氏は現役時代、巨人で斎藤雅樹氏、槙原寛己氏ともに先発陣の「三本柱」として活躍。173勝をあげ、07年に米大リーグのピッツバーグ・パイレーツに移籍するも、翌年に現役引退。その後は解説者の傍ら早稲田大学大学院でスポーツ科学を学び、東京大学で特別コーチを務めるなど野球に携わってきた。

「経験と実績も十分なだけに、21年間在籍した巨人から15年近く指導者として声がかからないこと自体、不思議とも言えますが、その原因は06年、桑田氏がシーズン途中で退団を発表し騒動となったことから、球団側を含め当時の原監督と軋轢が生まれたからではないかと囁かれていました。ファンの間でもその噂は知れ渡っていたことから、今回の発表には仰天の声が上がっているんです」(野球ライター)

 加えて、なぜこれまで桑田氏が巨人に呼ばれなかったかについては、こんな話もある。

「桑田氏と現役時代から仲が良い巨人OBのクロマティ氏は18年、『夕刊フジ』に、当時原監督が3度目の指揮官を務めることが決まったことを受け、作家のロバート・ホワイティング氏を通し驚きの声を寄せています。そこでクロマティ氏は、球団が“(原監督ではなく)別の人選をすると期待していた”として桑田氏の名前を挙げ“頭脳明晰。野球をよく知っており、いい監督になると信じている”としていますが、一方で“聡明さが際立つが巨人のフロントには生意気だと思われていたようだ”とも明かしています。こうした諸々の感情が時間を経て解決されたかどうかは分かりませんが、今回のサプライズ人事はやはり、先ごろの日本シリーズでの惨敗が相当効いているという見方もできますね」(前出・野球ライター)

 いずれにせよ、桑田氏がどんな指導力を発揮するのか、見ものである。

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