女子アナ

近江友里恵“ロス”に落ちたファンを救った「あさイチ」最後の言葉の“含み”

 NHKの近江友里恵アナウンサーが3月5日、MCを務める「あさイチ」に出演。退局前の最後の出演を終えた。

 近江アナは3月いっぱいで退局することを発表しているが、有給休暇を消化するためこの日が最後の出演。MCの博多大吉から「こんなややこしい日のゲストがムロさん」と紹介された俳優のムロツヨシは「申し訳ない、何も知らなかったんですよ」と近江最後の番組出演日のゲストになったことに触れ、「もし知ってたらもちろんお断りしました。私なんぞではなく違う方をご用意しましたよ」と続けて笑わせた。

 これに「嬉しいです。(ムロさんで)良かったです」と恐縮の表情を見せた近江アナ。 そして番組後半にはゲストとして、ブルースをベースにしたデュオ・T字路s(ティージロス)が登場し、「泪橋」を熱唱。その歌詞は、まさにこれから新しい道へ進む近江アナへの応援歌そのもので、近江アナは目に涙を一杯に溜めながら歌に聞き入る様子を見せていた。

 そして番組最後。近江アナは「3年間『あさイチ』担当させて頂きまして見てくださってありがとうございました」と頭を下げ、4月からの進路について「街作りの仕事に関わることになりました」と明かし、「『ブラタモリ』で全国各地を歩かせて頂いた経験とか、災害報道の現場で防災とか減災を学ばせて頂いたことも役立てられると思うし、何よりも『あさイチ』でたくさんの生活の知恵を学ばせていただいたので、そういうものを生かして良い街を作って皆さんに恩返していきたい」と新しい仕事への意気込みを語った。

「さらに、共演してきた博多華丸・大吉には『本当のお兄ちゃんができたような感じで、支えていただいて感謝している』とし、『寂しいと思わないようにしようって。またどこかで会えると勝手に思ってます』とも打ち明けていましたね。つまり、機会があれば将来、何らかの形でテレビなどメディアへの出演の可能性が残されているということ。ネット上では“近江ロス”の声が広がっていますが、ファンにとってはそのわずかな含みが、多少なりとも救いになったようです」(テレビ誌ライター)

 今後の近江アナの活躍を祈りたい。(石見剣)

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