スポーツ

仁志敏久は「陰なる殊勲者」!?2002年日本シリーズを清水隆行が動画回顧

 2002年は、巨人の監督に初就任した原辰徳氏にとって華々しいデビューであった。リーグ優勝に導くと、日本シリーズでは伊原春樹監督率いる西武ライオンズ相手に無傷の4連勝で日本一に輝いたのだ。

 この日本シリーズ、巨人の二岡智宏氏が最高殊勲選手賞に選出。他にも、優秀選手賞には清原和博氏、上原浩治氏など巨人の面々が投打の活躍から選ばれたのだが、「陰なる殊勲賞」だったのでは…と、守備のポジショニングに定評があった元プロ野球選手の仁志敏久氏の存在に気づかされる番組があった。

 お笑いタレントのレッド吉田らが司会を務めるYouTubeチャンネル〈こちら野球放送席〉に、主に巨人で活躍した元プロ野球選手の清水隆行氏が出演。4月13日付け〈【仁志敏久】不動の一・二番コンビ 清水隆行が語る仁志敏久!【読売ジャイアンツ】〉と題した投稿回で、日本シリーズ第1戦、1回表の西武の攻撃、2アウト、1塁2塁の場面を振り返った。

 バッターボックスに立ったのは、プロ通算2050安打で名球会入りした和田一浩氏。センター前に落ちようかという打球を、セカンドの仁志氏がまさかの正面で捕球し、得点を許さなかったのである。和田氏はこのシリーズ、15打数0安打で低迷し、「逆シリーズ男」とも呼ばれたが、この1打が抜けて調子に乗っていれば、優勝が入れ替わっていた可能性も…。

「カン」ではなく、頭に詰め込まれた「データ」からで守備位置を判断していたとも仁志氏を称賛した清水氏。巨人では不動の「1、2番コンビ」とも評された両氏の対談にも俄然興味がわく。この番組でゲストに招き実現してもらいたいところだが、はたして…?

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
紹介状ナシで大病院に行くと「特別料金」が発生/医者が教えたがらない簡単に「医療費が節約できる」裏ワザ10選〈病院編〉
2
日本産ホタテ輸出「脱中国シフト」で習近平に完全勝利「今さら欲しがっても誰が売るか!」
3
ロッテ新球場「なぜ屋根をつけない?」の答えは「650億円の壁」と「ハーフカバー」
4
元埼玉県警特殊部隊員が明かす「日本で9歳以下の行方不明者は年間1000人」戦慄の手口
5
大谷翔平を襲う「LA鉛中毒」アウトブレイク(3)重篤化すると手足が痙攣し