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記事全文を読む→舛添要一×宮崎謙介「菅義偉はリーダーの器か」ガチンコ通信簿(1)東京五輪で「33兆円儲かる」は夢と消え…
一国の総理大臣を皮肉交じりに描き、その政治に真っ向から「ノー」を突き付けるドキュメンタリー映画「パンケーキを毒見する」。今、こんなイジリが上映される気運こそが、その信頼性を物語っている。果たして論客2人は、我が国のリーダーをどうみるのか。間もなく迎える政権発足1年を前に、ガチンコ査定を実施した。
──「東京五輪はコロナに打ち勝った証しに」と表明し、菅義偉総理は開催を強行しました。五輪の成果はともかく、コロナには打ち勝つどころか、とんでもない状況になっています。
舛添 本来は、まず新型コロナを終息させてからの五輪成功、というストーリーを描いていたんだろうけど、全く終息してないですね。五輪では日本人が金メダルをたくさん獲得しましたが、ソレはソレ。洗脳されるくらい、それぞれの五輪選手にはストーリーがありました。だからといって、それで菅政権の支持率が上がるのかどうか。
宮崎 五輪をやれば勝ちだと思ったんでしょうね。「日本勢の金メダルラッシュで国民も大喜び、菅政権バンザイ!」って。その2つがリンクしてくるのかどうかは怪しいですよね。
舛添 五輪を踏み台にしてコロナを終息させて総裁選に臨む、という魂胆だったけど、国民がそれをどう判断するか。金メダル効果が出るかどうか‥‥。元を辿ると、オリンピックを1年延期すると決めたのは安倍(晋三)です。安倍が「コロナを終息させて、完全な形でやるために開催を延期する」と発表したワケですよ。そしたら1年経った現在、もっと不完全な形での開催になっちゃったじゃないの。
宮崎 コロナ陽性になって辞退や欠場する選手も各国にいましたしね。選手側の問題としても不完全な形だから、めちゃくちゃムリをして開催した五輪だなぁと思います。
舛添 私がかつて都知事選に出た時のことなんだけど、毎月、菅と飯を食って、いろんなことをお互いに相談してたんですよ。その頃からよく五輪を話題にしていて「五輪には3兆円の経費がかかる」と。でも「予算の項目なんてどうにでもなる。五輪のために作る予定の道路を一般道の修復にすり替えちゃえばいい」とも言う。菅がいちばんよく口にしたのは「五輪を開催すれば日本は33兆円ほど儲かるだろうから、なんとかなるよ」だった。諸外国からのインバウンドはもちろん、初めて日本に来る人がまたリピーターになってくれたら、将来的にも日本の観光収入はもっと上がります。でもそれが今回、無観客になってしまったので、900億円分を用意したチケットのうち、売れたのはたったの27億円です。つまり900億円弱のマイナスが残り、そのほとんどは都民の税金で賄わないといけない。「ぼったくり男爵」と言われても仕方ないんですよ。あの時、頻繁に菅から出てきた「33兆円」という言葉は夢に終わりましたね。
舛添要一:国際政治学者。参院議員を2期務め、安倍・福田・麻生政権で厚労大臣。その後、東京都知事となり、16年に辞職。現在、舛添政治経済研究所所長
宮崎謙介:早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に国会議員に。16年に辞職し、現在は経営コンサルタントの他、テレビ番組のコメンテイターなどで活躍。「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)を刊行したばかり
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