芸能

ぺこぱ「ローカル鉄道寄り道旅」に「簡単すぎる」指摘!太川時代との違いとは?

 太川陽介と蛭子能収が始めた「ローカル鉄道寄り道旅」をお笑いコンビ「ぺこぱ」が受け継いだ形で、12月4日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送された。“意外な継承”に放送前からファンの注目が集まり、オンエアされると、ぺこぱには厳しい目が注がれた。

「この『ローカル鉄道寄り道旅』は毎回のようにルールが変更されました。少しずつ簡単に視聴者にわかりやすいようになっていったんです。そこでぺこぱの旅ではどんなルールになるのか注目されていたわけですが、とても簡単なルールになり『簡単すぎる』という指摘が出ています」(テレビ誌ライター)

 ぺこぱ版「寄り道旅」のルールはルーレットを回して出た数字だけ先に進むことができ、降りた駅で名所・名物を探すというもの。その名所・名物が事前に用意されたリストにあれば先に進むことができるが、なかった場合は後戻りすることになる。決められた時間までにゴールにたどり着ければクリア。

 これは、太川たちの「寄り道旅」とほぼ同じだが、太川たちは降りた駅で地元住民に聞き込みを行い、そこから得た情報を頼りに名所・名物を探す決まりになっていた。

「ぺこぱ版のルールだと、駅にある観光案内や観光地の看板を利用してもいいようです。太川たちは人っ子一人いない駅で降りて、住民を探して長距離を歩いたこともあります。ぺこぱは歩かなくて済むうえ、時間を浪費することもなくなりました。これはかなり楽ですね。ぺこぱは旅が初めてということもあって簡単なルールになったのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 だが、ただ簡単になっただけではない。ルーレットに以前はなかった「ドクロマス」が設けられ、これを出したら無条件に後戻りをするルールが追加された。結局、ドクロマスを出すことはなかったが、これで旅に少しだけ難しくなる要素が加わったとは言えるだろう。

 とはいえ、総じて、スタッフの温情を受けながらスタートしたとみられるぺこぱの「ローカル鉄道寄り道旅」。新コンビは合格点をもらえたのか、答えは第2回が放送されるかどうかで判明すると言える。「悪くないだろう」という評価が下されることを祈りたい。

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