スポーツ

落合監督、中日コーチ時代の川相氏が今も忘れぬ“3つの教え”が深いッ

 主に巨人で活躍した元プロ野球選手・川相昌弘氏の4年ぶり巨人復帰が報じられたのは、去る11月15日。

 巨人ではヘッドコーチ、2軍監督、3軍監督の経験がある川相氏の今度のポジションは、ファーム総監督だ。世界記録となる「533本犠打バント」を決めた川相氏だけに、大味な大砲ばかりでなく、小技の効いた選手育成にも期待がかかる。

 そんな川相氏は、2007年から10年まで、中日・落合博満監督のもとでコーチや2軍監督を務めている。07年にはリーグ2位ながら、クライマックスシリーズを制し、また、日本ハム相手の日本シリーズにも4勝1敗で勝利。落合政権唯一の日本一に貢献する働きぶりとなった。

 その川相氏が、YouTubeチャンネル〈野球いっかん!〉の、12月2日付け投稿回〈落合政権が強かった秘訣がここに。コーチに求めた3箇条。コーチと選手の関係に配慮された掟とは。〉に出演。様々な教えを受けたであろう川相氏だが、今でも記憶に残る落合監督の3つの教えとして、こう振り返っている。

「コーチは、選手ができるようになるまでやらせるのが仕事だ」といった、サジを投げるのではなく、練習を徹底させることが肝要といった教え。そして、選手に肩入れし過ぎないよう「選手と食事に行くな。行くなら全員連れていけ」。最後に「絶対、手を上げるな。クビ覚悟でやるならいいけど」といった、暴力反対。実に落合監督らしい、示唆に富んだ深い教えが並んだ。

「実践できてるチームってそんなに多く…」と言いかけた動画スタッフの質問に、「ないかもしれませんね」と返答した川相氏。「オレ流」の意志を継いだ川相氏には、巨人の枠にはとらわれないような新たな若手の育成を期待したい。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言
4
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」
5
フジテレビ井上清華「早朝地震報道で恥ずかしい連呼」をナゼ誰も注意しない?