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記事全文を読む→テレビ界「ヤラセ番組37年」全暴露〈碓井広義・メディア専門家が断罪〉「バレなきゃいいじゃないか」は悪魔のささやき
仮に「アフタヌーンショー」の例を起源とすれば、テレビとヤラセの黒歴史はすでに37年にも及ぶ。はたして「必要悪」で片づけられるものか。メディア文化評論家の碓井広義氏に、問題の根底を解説してもらった。
「ヤラセとは? シンプルに考えれば、事実でないことをあたかも事実のように誤認させることでしょう。とはいえ、作り手の狙いによって、いくつかのタイプと度合いがあります」
碓井氏が考えるヤラセの種類は、大別して以下の5つだという。
【1】「誇張」=事実をオーバーに伝える。
【2】「歪曲」=事実はあるが、伝える側の意図で捻じ曲げる。
【3】「削除」=事実はあるが、見せたくない部分はなかったことにする。
【4】「捏造」=ないことをあることとして伝える。
【5】「虚偽」=ウソをついて伝える。フィクション。
「時にはこの5つを組み合わせて、事実誤認させるわけです。制作者が見せたいもの、撮りたいものがあるのに、それが撮れない場合、事実に反しても形にして出してしまう。放送局にとっても命取りの禁じ手であるのに、常に絶えません。なぜか? 制作者が損をするならやらないでしょう。得るものがあるからやるのです」
制作者が得るものとは、以下の2つだ。
【1】番組という「作品」を作ることで、得られる「評価」。
【2】番組という「商品」を放送することで、手に入れる「報酬」。
「下請けの制作会社にとって、注文通りに番組を仕上げなければお金が支払われないというケースもあった。やむにやまれず、バレるわけがない、視聴者が気づかなければいいと、手を染めてしまうのでしょう」
ひとくくりに「ヤラセ番組」と言っても、「バラエティー」と「報道・ドキュメンタリー系」は一緒くたにできない。特に後者がヤラセを許されない理由として、碓井氏は以下の3点を挙げる。
【1】視聴者に誤った情報を伝えることになる。
【2】取材対象に迷惑がかかってしまう。
【3】同じテーマを扱う別の制作者にも迷惑がかかる。
「そのテーマには意義があり、真っ当に作ろうとしている制作者がいても、不祥事発覚によって少なくとも1~2年、そのテーマは封印されてしまう。14年に『クローズアップ現代』で『出家詐欺』を扱った回がありましたが、NHKは最後までヤラセを認めず、『過剰な演出』という言葉で押し切りました。思い描くストーリーに従って、実際には撮れなかったシーンを作り込むのは、バラエティーよりも罪深いでしょう」
そのバラエティーにおいては、面白おかしく見せるための演出も必要だ。そのため、グレーゾーンも存在するだろう。とはいえ、演出もヤラセに踏み込めば、作り手と見る側にズレが生じて問題が起こる。
「例えば『ほこ×たて』(フジ系)はガチンコ勝負という前提で作られた“商品”でした。だからこそ視聴者は買っていた。ガチンコという条件が外れたら、偽物の商品を売りつけたということです。『クレイジージャーニー』(TBS系)にしても、誰もが行けるわけではない場所の変わったものを見せる。本物であることが前提の“商品”です。それが仕込みだったんですから(珍しい生物を捕獲する企画が10回放送された中で、全37種類登場したうち11種類が事前に準備されていたと発覚)」
バラエティーと報道・ドキュメンタリー系の間隙を縫うように「情報系」というジャンルがある。その最たるヤラセ番組が「発掘!あるある大事典II」だった。
「07年に納豆のダイエット効果を取り上げると、納豆は爆発的に売れ、日常的に食べている人たちが何週間も購入できない事態となりました。ところが放送されたデータは捏造であり、番組は打ち切りとなった。健康、命にかかわる内容で間違った情報をいたずらに垂れ流すのは、視聴者に実害をもたらします」
ヤラセ番組の存在は枚挙に暇がない。今の今まで、連綿と続いている現状を、碓井氏はこう嘆くのだった。
「バレなきゃいいじゃないか。それは悪魔のささやきです。プロとしての“誇り”と、何かを創造することへの“畏れ”を持たない制作者がいる限り、ヤラセがなくなるとは思えません」
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