スポーツ

岡本和真、江川卓が説いた「3冠王」に必要な3つの重要ポイント

 1950年の2リーグ制後、日本プロ野球における3冠王達成者は、全部で6人。南海の野村克也氏にはじまり、巨人の王貞治氏(2回)、ロッテの落合博満氏(3回)、阪急のブーマー、阪神のバース(2回)、そして、平成唯一、2004年達成者のダイエー・松中信彦氏を最後に、快挙が途絶えている。

 元巨人・江川卓氏が、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」で、巨人では王氏以来となる、2020年、21年と2年連続で本塁打王、打点王の2冠に輝いた岡本和真の、3冠王の可能性について言及した(3月25日付投稿動画)。

 2年連続の2冠、あとは打率なのだが…「ホームランが好きな選手でしょうから、50本打ちたいんでしょうね。50本打って、3割4分打たないといけないですからね」とした江川氏は、岡本は調子を崩すと待って整えるよりも打席でバットを振りにいくタイプであることを懸念材料に挙げた。

 さらに、「時々あるんですよねイイ感じのとき…ボールを見て全然打たないで、黙って(四球で)1塁に歩くというシーンが見られるんですけど、それ見ると『ああ、恐ろしいバッターになるな』っていうふうに感じるんですけど。年間通してそれができるといい」という。

 加えて、長距離砲タイプの球団内のライバルの存在も重要で、それは球団として今年1年の課題になるであろうと説いた江川氏。巨人の若大将こと岡本の、松中氏以来、巨人では王氏以来となる、令和初の3冠王に期待が膨らむ。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍のDeNA筒香嘉智「事実上の戦力外⇒引退拒否⇒またアメリカへ」元同僚の刺激
2
ドジャース・佐々木朗希「やっぱり故障離脱」でズバリ的中した「広岡達郎の警告」
3
【ソフトバンク】小林誠司トレード獲得VS嶺井博希の打撃爆発…どうなる「甲斐拓也の穴」補強
4
【愛知・小牧基地】自衛隊機「入鹿池墜落」までにパイロットが直面した「究極の選択」
5
ロッテ新球場ドーム型建設が困難な日本ハム「エスコンフィールド」との「カネ集め」の差