10月10日、東北のファンに愛された楽天の主砲・山﨑武司(42)が本拠地・仙台で退団試合に臨んだ。 代打出場でヒットを放った姿にナインやファンは涙し、最後は仲間たちから胴上げを受けて、山﨑本人本人も男泣きしたものだ。
ところが、この動きをおもしろく思わなかったのがなんと星野仙一監督(64)だったというのである。
その後の遠征で、番記者たちとの酒席が催されたが、ここで爆発したようだ。「首脳陣が去った試合後のグラウンドで選手たちが自主的に胴上げを始めたことが不満だったようで、『何で山﨑武司が抜けたぐらいで、みんな泣くんや! 胴上げまでして、何やっとんじゃ!』とご立腹だったそうです」(スポーツ紙デスク)
そればかりか、胴上げ自体は球団広報も容認して行われたというにもかかわらず、首謀者の犯人探しまで行ったというのだ。
「命じられた田淵幸一ヘッドコーチ(65)が『誰がやったんだ!?』と聞き回り、まとめ役だった選手会長の嶋基宏(26)に注意を与えたそうです」(球団関係者)
しかも、山﨑の退団を巡って星野監督がピリピリしていたのは、この日ばかりでなかった。
退団試合当日も、前日に行われた退団会見を報じたスポーツ紙の番記者たちを前に、こう声を荒らげていたというのである。
「何で俺に取材しないで書いとんのや!」
標的にされたのは、山﨑の退団理由に首脳陣との衝突をあげ、「不信感」「深い溝」「主力選手への配慮を欠いた対応」などの文言を使い、〝山﨑寄り〟の記事を書いたと見なされた記者だった。
球界関係者が解説する。
「恫喝まがいのどなり声に、その場にいた他の記者たちも静まりかえったといいます。自分に不都合な記事を書いたらこうなる、と周囲も威圧する星野監督のパフォーマンスですよ」
それにしても、星野監督は、なぜ山﨑の退団問題にこうまで敏感なのか。
「全盛期より力は衰えたとはいえ、山﨑の仙台での人気は群を抜いている。チーム内でも圧倒的な存在感を示していることに嫉妬していたのではないか。監督就任当初から、『大した成績じゃないのに、何でこんなに人気あるんや』と山﨑人気を気にしていましたからね」(前出・球団関係者)
そんな思いが高じたせいか、退団試合の直前にはこんなやり取りまであったというのである。
「試合前に田淵ヘッドコーチがメンバー表を持ってくると、『4番山﨑』と書いてあった。すると星野監督は、『4番じゃなくていい。1打席だけでいい。まだCS進出の可能性も消えてないんだから』と、楽天での最後の晴れ舞台を奪ったそうです。そうまでして勝ちにこだわったはずが、この試合では若手を積極起用していた。『凄い矛盾してる』と話す関係者もいました」(前出・球団関係者)
現役続行を希望する来季の山﨑は、古巣・中日に戻ることが濃厚である。
結果的に、2人のバトルが交流戦、日本シリーズで東北を熱くしてくれることだろう。
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