エンタメ
Posted on 2014年03月19日 09:52

シニアでも間に合う“薄毛克服”最新裏ワザ(3)「他にもまだある薄毛克服法」

2014年03月19日 09:52

「『炭酸水』は、抜け毛予防の手助けになる可能性があります」

 そう語るのは国際医療福祉大学の前田眞治教授。血行促進効果がある炭酸水は、今、「美容」の世界で大いに注目されているという。

「炭酸水は直接頭皮や髪につけることで、その部分だけ肌が赤くなり、血行がよくなっているのが目に見えてわかります。血液量が増えれば、酸素の供給も増えて細胞が活性化して、肌や髪の新陳代謝にいい影響を与えます」

 しかもスーパーやコンビニで市販されている炭酸水で十分に効果があり、誰でもすぐに実践できるのだ。

「炭酸水をタオルに含ませて、頭に巻いて5分ほど載せるだけで、血行がよくなります。ただ、砂糖が入った炭酸水だと髪がベタベタするので、効果は変わりませんが、気をつけてください」(前出・前田氏)

「炭酸水ヘッドスパ」と同じように頭皮の血流を促して、抜け毛予防の効果が期待できるのは、「しょうが足湯」。自然医療研究所クリニックの川嶋朗所長がこう明かす。

「頭からいちばん遠い足先ですが、血行が悪くなる足先を温めれば、全身の血の巡りがよくなり、体が温まって頭皮も元気になります。しょうがは温め効果に優れた生薬。しょうがの辛み成分がお湯に溶け出し、経皮吸収されて血液を拡張させ、冷えを内側と外側から改善してくれます」

「しょうが足湯」の方法は、バケツに41~42度のお湯を入れ、その中に粗く刻むか、すり下ろしたしょうがを投入(量は特に決まりなし)。足湯の時間は、お湯が「熱い」から「温かい」と感じるぐらいまでだという。

 最後は、「髪がみるみる甦る」(二見書房)の著者であり、ヘアサロン「MINATO3710」の理美容師の板羽忠徳氏が、著書の中で詳しく解説している「髪が増える頭皮マッサージ」のポイントを教えてくれた。

「『タモリ式』とは違いますが、シャンプーで洗っている時の『頭皮マッサージ』が髪に効果的なんです。自己流でシャンプーすると脱毛を促進したり、髪の発育を妨げてしまうので、正しい洗い方は、指の腹ではなく指頭(パソコンのキーボードを叩くところ)を使います。指頭を頭皮に密着させ、小刻みに揺れ動かすように洗えば髪を引き抜くことはなく、細い毛も太く育っていきます」

「板羽式頭皮マッサージ」は、両手の親指と人さし指を重ね、カニの形になるように組んだ「カニの組み手」など、さまざまな形があるという。

「例えば、M字部分の抜け毛が進行している人は、『カニの組み手』の状態で、親指と人さし指を額に密着させ、頭皮を内側に寄せるようにマッサージします。自宅で毎日行った場合、早い人では3週間ぐらいで血流が改善されて頭が軽くなります。ハゲている人も半年ほど続ければ、髪が太く育っているのを実感でき、さらに継続することでフサフサになった方を今まで数多く見てきました。ハゲで悩むシニア世代でも、まだ間に合います」(前出・板羽氏)

 自分に合った裏技を見つけてハゲみ、春風に髪をなびかせよう!

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク