政治

ロシア内部分裂で「プーチン暗殺計画」エリート層の暗躍

 先ごろ、ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、プーチン大統領に対する“暗殺計画”が実行されていたことがウクライナメディアの報道で分かった。計画は失敗したという。

 現在、戦争は長期化の様相を帯びているが、プーチン大統領の暗殺が遂行されれば事態が急転することが予想されており、世界中で期待している人も多いと言われている。

 今回のプーチン暗殺計画については、ウクライナ国防省の情報局を率いるキリロ・ブダノフ准将が「公表されていないが、実際にあった」と主張。計画に関わったのは「黒海とカスピ海に挟まれたカフカス地方の代表者と言われている」とも語った。

「ウクライナの情報当局からは他にも、ロシアのエリート層がプーチンの“排除”を計画しており、すでに後継者も決定しているという話も聞こえてきます。もちろん、プーチンも自身が狙われていることは重々承知のはず。信頼できる側近以外は絶対に自分の近くに寄せ付けず、常に監視の目を光らせていることでしょう。ただ、こうした状態が彼をますます孤立化させ、さらなる暴走を招く危険も大いに孕んでいます」(国際ジャーナリスト)

 我々の見えないところで情報戦が繰り広げられているのは間違いないが、果たして映画「007」のジェームズ・ボンドのようなスペシャリストが現れ、一瞬で計画を遂行するような展開が待っているのか。

(ケン高田)

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