スポーツ

甲子園凱旋3連敗でも「最も得した男」新庄BIGBOSS「商品価値アップ」の皮算用

 BIGBOSSはやはり、タダ者ではなかった。日本ハムは6月3日からの阪神との交流戦3試合に全て敗れたが、指揮を執った新庄剛志監督だけは勝ち負けに関係なく、注目を浴びた。

 阪神時代に10年間過ごした甲子園に、16年ぶりの凱旋。試合前からソワソワする素振りは異様に映った。

「とにかくファンに手を振ったり、グラウンド内をウロウロして落ち着かない様子。阪神サイドには旧知のフロントマンもまだいますし、コロナ禍じゃなかったら、挨拶回りに大変だったと思いますよ」(在阪テレビ局関係者)

 初戦は無死満塁からスクイズを仕掛けて、さらに一死満塁からエンドランを決めるなど、かつて野村克也監督に教わった奇襲を次々と繰り出して阪神ファンの心も奪ったものの、終盤に追いつかれて逆転負け。第2戦は完封負けを喫し、5日の第3戦は6回に1点差まで追い上げたが、8回に中継ぎ投手が捕まり、4点を奪われてしまった。

 しかし、新庄監督はというと、球場内でインスタライブを行い、メンバー表交換後には携帯電話で自画撮りとエンジョイしていた。球界OBが言う。

「本人は監督を1年契約で引き受けており、次に日本ハムが交流戦で甲子園に来るのは再来年。思い出作りをしていたのでしょう。それよりも、一時はロッテの佐々木朗希に話題を持っていかれて地味だったBIGBOSSが、今回の凱旋で息を吹き返した。自身の商品価値向上に阪神が貢献した格好です」

 いちばん得したのはBIGBOSSだったのだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」