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記事全文を読む→「江夏の21球は凄くもなんともない」バッサリ斬り捨てた名将の「腑に落ちる論理」
79年11月4日の日本シリーズ第7戦、広島VS近鉄で、江夏豊(広島)が9回裏に投じて日本一を決めた21球…のちに「江夏の21球」と言われた伝説の投球がある。
これをなんと「凄くもなんともない」と斬り捨てた人物がいた。元巨人監督の藤田元司だ。1981年からの3年間と、89年から4年間の2期にわたって指揮を執り、リーグ優勝4度、日本一2度を達成。まさに名将である。
ある時、藤田監督から「江夏の21球」について「お前、どう思う?」と質問されたことがあると明かしたのは、元巨人の角盈男氏である(YouTubeチャンネル〈アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】〉に出演=5月28日)。
角氏は次のように答えた。
「江夏さん、ボクの尊敬する人だし、ああいう風になりたいなと思う人なので、凄いです」 すると藤田監督は、なんとも意外な言葉を返してきたというのだ。
「江夏がノーアウト満塁で出てきてあれをやったら、オレも凄いと思う。あいつ、自分で勝手に満塁にして、勝手に抑えたやろ。それ、凄くも何ともないやろ。お前は絶対に満塁にしない」
「すげぇ嬉しかったね、ああいうのは」と角氏は懐かしく振り返った。
藤田監督は角氏を鼓舞するために「江夏の21球」を引用したのだろう。その甲斐あって、角氏は81年に最優秀救援投手に輝き、藤田政権1年目の日本一に大きく貢献したのだ。
(所ひで/ユーチューブライター)
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