太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→異端発掘!ニッポン「ロック革命的名盤」/いやらしい歌詞を乗せて…ブッ飛んだ世界観を具現化した「サンハウス」
80年初頭に福岡から登場、絶大な人気を得たのが、ルースターズやモッズ、ロッカーズなど「めんたいビート」と称されるバンドである。だが、おそらくこのバンドがいなければ、彼らが現れることはなかっただろう。それが70年に結成された「サンハウス」だ。
伝説のブルースマン、エドワード・サンハウスから命名されたバンドは、菊(柴山俊之、vo)、鮎川誠(g)、篠山哲雄(g)、奈良敏博(b)、鬼平(坂田紳一、ds)からなる5人組。
まるで木と鉄で出来た楽器を、そのままアンプにブチ込んだようなソリッドなギターを弾く鮎川。それを支える奈良と鬼平の、鉄壁のリズム隊。そして、メチャクチャいかがわしいが、プロの作詞家には絶対に書けないであろう、ソングライティングの才能をいかんなく発揮したヴォーカルの菊。そんな彼らがぶつける、余分なものを全てそぎ落としたストレートなロックが、サンハウスの真骨頂だった。
だからこそ、75年6月に発売したアルバム「有頂天」は、いろいろな意味でハンパなかった。
いきなり「俺の体は黒くて長い 夜になったら抜け出して 手当たり次第に這い回る~」と歌い出す「キングスネークブルース」。2曲目の「借家のブルース」も文字通り、ロックの不良性を具現化したものだった。
そして「ギミー・シェルター」にインスパイアされた「風よ吹け」「もうがまんできない」に続き、「トレイン・ケプト・ア・ローリン」にいやらしい歌詞を乗せ、見事なまでに自分たちの世界観に変えた「レモンティー」には、本当に脱帽という言葉しかない。
B面は「ロックンロールの真最中」からスタート。「ミルクのみ人形」「地獄へドライブ」「スーツケースブルース」と、いずれも名曲が続くが、圧巻は5曲目の「なまずの唄」。おそらくB.Bキングの「キャットフィッシュ・ブルース」のインスパイアなのだろう。深い沼の底で、めったに顔を出さず、知る奴はいない「俺」を歌った無常さに、当時、菊のぶっ飛んだ天才的独自性を見て驚愕したことを憶えている。
ギターの鮎川は、かつてインタビューで、こう語っていた。
「ストーンズから影響された曲はもちろんある。サンハウスは聴いてほしい、好いてほしい。俺の作ったレコードは、自分の可愛い子供だからね」
当時、こんなロックバンドが存在していたとは…。「有頂天」は、めんたいロックの原点を知る上でも、重要すぎる名盤と言えるだろう。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→

