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記事全文を読む→「ちむどんどん」謎と怒りの最終回「空白の20年をナレーションで一気越え」にア然ボー然
9月30日、朝ドラ史上、最も視聴者に嫌われたNHK朝ドラ「ちむどんどん」が最終回を迎えた。最後まで裏切らない展開、イタチの最後っ屁のようなラストには、怒りを通り越して唖然とするばかりだ。
そもそも「ちむどんどん」の公式サイトには、「沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たちの50年の歩みを見つめる、笑って泣ける朗らかな、美しい家族とふるさと物語」とある。ところが終わってみれば、ヒロイン・暢子(黒島結菜)の小学生時代から始まり、高校卒業後、沖縄返還の年(1972年)には東京へ。銀座のイタリア料理店で修業し、7年後には独立。杉並で沖縄料理店を開店し、さらに5年後、沖縄移住を決意する──。
と、ここまでが最終週前に描かれ、いよいよクライマックスへ。この時、暢子はまだ30代と思われる。あと1週間でどうやって20年を描くのか、と思っていたら、最終回で時空が飛んだ。
玉手箱を開けた浦島太郎のように、一気に老けた暢子(黒島結菜)が登場したのだ。眉も髪も白くなり、メイクで見た目は老けたが、動きも声もそのまま。声のトーンを低くするとか、ゆっくり喋るとか、動作をスローにするとか、そういう工夫は一切なく…。
ほかの兄妹(竜星涼・川口春奈・上白石萌歌)たちも似たりよったりだ。逆に娘や息子がこんなに老けているのに、いっこうに変わらない母(仲間由紀恵)。おそらく90歳は超えているはずなのだが…。
この空白の20年は全て、ナレーションで解決。姉・良子夫婦は2人とも校長先生まで勤め上げ、兄・賢秀は家族からの借金を倍にして返したとか、妹は沖縄民謡歌手となり、レコードを何枚も出した云々。そこを見せろ、って話だ。
前日、妹・歌子が生死をさまよう謎の病で入院したのは何だったのか。結局、わからずじまい。そして、ラスト。高校生の暢子と家族が食卓を囲む回想シーンでめでたしめでたし、半年間のトンデモ朝ドラ「ちむどんどん」は終了した。脚本家・羽原大介の名は一生忘れないだろう(いろんな意味で)。
そして次週からスタートする新朝ドラ「舞いあがれ!」のCMに、またもや目がテンに。
黒島結菜といい、次期ヒロインの福原遥といい、正直、あの声と喋り方が苦手なもので…。まあ、食わず嫌いはよくないので、まずは1週間、お試し視聴するとしよう。
(堀江南)
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