芸能

猪木急死の日に…関根勤が今こそ明かすジャイアント馬場の素顔「モノマネを『不謹慎だ』と怒られて…」

「猪木さんが亡くなった日に、あえて馬場さんとの秘話をもってくるとは、関根さんらしい追悼ですね」(芸能関係者)

 元プロレスラーのアントニオ猪木さんが亡くなった10月1日、お笑タレント・関根勤が、自身のYouTubeチャンネル〈関根勤チャンネル〉を更新。猪木さんとともにプロレスの一時代を築いたジャイアント馬場さんとの思い出を語った。

 関根はかつて、TBS系で放送されていた情報バラエティ番組「ぎんざNOW!」(72年-79年)の「しろうとコメディアン道場」で5週勝ち抜き、初代チャンピオンになった。この時、4週目を勝ち抜いたネタが、馬場さんのモノマネだったのだ。

「日本テレビのプロレス中継で、馬場さんが試合終わって、リングサイドの放送席に来て、倉持アナウンサーが、『最近、馬場さんのモノマネをする人が出てきましたけども、どうお思いですか?』」と質問したんです。すると(馬場さんは)『不謹慎です』と言って顔がこわばったんですよ。これは馬場さんに会ったらやばいぞと…」

 後に、フジテレビ系で放送されたバラエティ番組「笑っていいとも!」(82年─14年)出演の際、関根は馬場さんと共演した。岩瀬恵子アナ(現在はフリー)が馬場さんのモノマネについて話を振ると、馬場さんは、

「ボクはね、『シュポポポ』なんて言ってないよ」

 とひと言。しかし、親指の背で額の汗を拭く仕草には、「それは似てるよ」と認めたのだった。

 それから数年後の出来事について、関根はこう語った。

「『馬場さん、昔、ボクがマネしてるのを、不謹慎ですって怒ってらっしゃいましたよね』って言ったら、『若い時はイヤだったよね。自分のイヤなところをね、やっぱり誇張されるからね。でも今はね、ありがたいと思ってるよ』って言ってくれたんです」

 関根は最後に、「初めに怒らせたのはまずかったけど、優しい人で良い思い出です」と、しみじみと語るのだった。

(所ひで/ユーチューブライター)

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