スポーツ

広島カープOBが佐々岡監督Bクラス辞任を「バッティングセンター状態だった」酷評

 阪神、広島、ロッテ──。これは今季限りで監督が退任する3球団だが、野球解説者の高橋慶彦氏が怒り心頭なのは、自身も現役時代に在籍した広島に対してだった。

 佐々岡監督体制となった20年から、3年連続Bクラス。この結果を受けて高橋氏は10月3日、自身のYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉で、次のように論評した。

「攻め方っていうのは、バント、セーフティーバント、右打ち、スクイズもあるけど、エンドランとか、それをどう絡めていくかだもんね」

 ところがカープの野球はというと、ただ打つだけになってしまっているのだと。ここでもどかしさが募った高橋氏は、

「極端に言って、今年ずっと見てたら、何かバッティングセンター状態だよね」

 つまり、こういうことだ。

「打ったら勝てる、打てなかったら負けるっていう感じになるやん。だから勝ち負けがハッキリするよね」

 そう酷評された今季の戦いぶりについて、佐々岡監督は退任会見で、次のように反省の弁を述べている。

「キャンプからもし結果が出ないと辞める覚悟で、3年目のシーズンに入りました。順調に開幕から連勝を重ね、いけるぞという気持ちの中、苦手な交流戦も自信をもって入れるなと思ったのですが、大きく負け越し、早々と優勝争いから脱落。(中略)これだけの戦力がありながら、うまくまとめてチームの一体感という言葉をもって監督に就任しましたけど、なかなか僕の力でできなかったことが、こういう結果につながってしまいました」

 高橋氏は次期監督について「緒方(孝市)か野村謙二郎にやってほしいと思うな。この2人、走ってきた選手だから」と、元盗塁王の再任を熱望した。

 ちなみにスタッフから自身の可能性を問われると、

「宇宙に行くより難しいって」

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
おにぎり1000円に弁当1万円だって…関西国際空港「超インバウンド価格」露骨なつり上げに悲鳴!
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
挫折の末に大谷翔平の妻になった「バスケ元日本代表」真美子夫人のアスリート人生
4
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
5
清原和博の長男「ドラフト指名候補」で中日・日本ハム・ヤクルト・西武が絶賛獲得調査中