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巨人・坂本勇人の「老い」に原監督が「3塁コンバート」断行で岡本和真は…

 今季、ペナントレースでBクラスに沈んだ巨人にとって、深刻なのが坂本勇人の「老い」だ。

 今季は3月に左内腹筋筋損傷で開幕に間に合わず、以後も腰痛などの故障により2度の戦線離脱。出場試合数は入団1年目を除き最低の83試合となり、打率.286、5本塁打、33打点で、本塁打も打点もやはり2年目以降、過去最低となった。そんな坂本の現状について、スポーツ紙デスクはこうも付け加える。

「長年にわたって負担の大きいショートを守り続けてきた蓄積疲労の影響は大きいのでしょうが、坂本も来季は34歳で迎える。主軸の選手は特になかなか老いを認めず、オフに例年と同じようなトレーニングをして故障するケースが多いのですが、坂本も切り替えの時期に来ているということです」

 そんな中、先ごろの秋季練習中にこんなシーンが見られたという。

 スポーツ紙デスクが続ける。

「20日に1軍と3軍の合同練習が行われた際、グループ分けされた選手が内野と外野の守備をローテーションで回り、これに岡本(和真)が参加していたんです。練習でも岡本が外野に回るのは稀なことで、報道陣も目を見張っていましたね」

 そこで囁かれていたのが、坂本と岡本のコンバートだ。坂本の負担軽減のためのコンバートは以前から囁かれているが、動きが少なく最も適している3塁は岡本がレギュラー。球団関係者は「岡本が外野に回るとなれば、状況は変わってくる」とした上で、こう続けた。

「坂本が3塁に入ることで空いた遊撃には、今季1軍で50試合に出場し坂本の穴を埋めた中山礼都を定着させる。ファーム総監督から配置転換された川相昌弘1軍総合コーチの指導のもとでみっちり鍛え上げれば、1年間レギュラーを張り続ける力はつくでしょう」

 いずれにせよ、坂本を中心とした守備シャッフルは避けられない時期に来ているとようだ。

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