今年のストーブリーグを熱くしている横浜ベイスターズの身売り騒動。売却先のゲームサイト運営会社が担ぎ出した新指揮官は誰あろう、あの「宇宙人男」だった。すでにチーム再生プランまで発表しているのだが、その内容たるや、規格外な称号にふさわしい、何とも奇想天外なもので─。
近年、これほど衝撃的な監督人事があっただろうか。球団売却問題で揺れる横浜ベイスターズの親会社・TBSが譲渡先に選んだのは、携帯電話向けゲームサイト「Mobage(モバゲー)」を運営するベンチャー企業「DeNA(ディー・エヌ・エー)」。尾花高夫監督(54)ら一軍首脳陣全員の休養発表と同時にスポーツ紙が報じたのが、現役時代に宇宙人と呼ばれた、あの新庄剛志氏(39)への監督就任オファーだった。IT業界関係者が言う。
「DeNAの創業者である南場智子氏(現取締役)が、新庄氏と懇意にしていました。新庄氏もゲームが好きだったりするし」
今年9月になって、新庄氏はDeNAから監督就任要請を受けて複数回の面談を重ね、大筋の条件をクリア。あとは契約年数を詰めるだけの状況だという。
「ただ、新庄氏はどういうわけか、『1年しかやりたくない』と主張。DeNAサイドは『せめて2~3年やって、ある程度軌道に乗せてほしい。1年で放り出されちゃ困る』と戸惑っています」(TBS関係者)
ちょうどその交渉が始まろうかという9月2日、テレビ出演ため、現在の生活拠点であるインドネシアのバリ島からマスコミの取材に答え、「僕に( 監督就任の)オファーを出す勇気があるオーナーさんがいたらおもしろい。1年契約がいい」と仰天激白。しかも、「弱い球団が面白いよね。最下位はどこ?」と今回の就任要請を「予言」していたのだった。
さらにその際に、みずからの宇宙人的監督論を7項目にわたって熱く語っている。それらをベイスターズに当てはめた場合、どうなるのか。本誌が現有戦力に沿って検証してみた。
まず最初の項目は〈選手全員に自分のメールアドレスを教え、「今日、出たいです」と熱い直訴メールを送ってきた選手を積極的に起用する〉だ。うーん‥‥。
「それでメールしなかったら、プロとしてダメですよねぇ。真っ先に『出たい』と言うのは、ガッツあふれる渡辺直人(31)でしょう」
こう話すのは、遊軍記者である。「みんながメールを送ったら、内容、文面で判断するのか。新庄氏の性格を考えて絵文字などを使って目立ったほうがいいのか‥‥」
ただ、横浜OBの野球解説者・平松政次氏は一笑に付す。
「そんなことはありえないでしょうし、バカバカしくてできないですよ。リップサービスでは」
続いては、驚くべきスタメン決定法。〈10日間試合をして、打率のいい順に1番から使う〉である。えぇーっ!
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