〈中学2年生の時に、好きになった男の子に告白して、みごとにフラれて以来、自分から告白する勇気が出ません。(中略)告白はPKと同じぐらい、私のトラウマなんです〉
今回の著書では、今まであまり触れることのなかった恋愛観についても澤は赤裸々に語っている。とりわけ、過去の恋愛について語っているエピソードは多くの読者の心を打つはずだ。
スポーツ紙記者が話す。
「澤には過去に、結婚寸前だった米国人男性がいました。しかし、サッカーを取るか、結婚を取るかで別れました。テレビ番組などで軽く触れることもありましたが、本人が正面から心境を語るのは、初めてのことではないでしょうか」
澤は過去の恋人についても「なぜ、結婚よりもサッカーを取ったか」の中でつづっている。
99年、20歳の澤は大学を中退してアメリカのクラブチームに移籍した。そこで、くだんの米国人男性と恋に落ちたという。その恋人とは真剣に結婚を考えていたそうだが、03年にアメリカ女子サッカーリーグが突然休止を発表し、運命の荒波にもまれることになる その時、澤は引退し、結婚することも考えたという。
〈サッカー選手を引退し、結婚することも考えました。家庭に入って彼を支えるのもいいのかなって〉
そんな時に、彼がこんな言葉をかけたという。
〈「ここでサッカーをやめたら、きっと後悔するよ」〉
「結局、澤さんは、その言葉と『夢をかなえよう』とする自分の気持ちを信じ、翌年の04年シーズンに、6年ぶりに、自分を育ててくれた古巣に復帰しました」(前出・担当編集者)
もちろん、心には大きな穴があき寂しい時期もあっただろう。しかし、今は、
〈想い出は想い出であって、それ以上のものではないんです。常に自分の思いや、目標に向かって突っ走ってきたから、過去のことは引きずりません〉
と言い切っている。
さらには、「結婚」についても澤は、忌憚なく話している。なんと「結婚はサッカーをやり尽くした後で」での項では、
〈私がサッカーをやめる時は、結婚する時になるんだろうと、何となくイメージしている〉
そして、理想の相手としては、
〈やっぱり尊敬できる人、そして、私を受け止めてくれる人ですね。外見とか、お金持ちとか、有名であるとかは関係ないです〉
担当編集者が話す。
「意外と言ったら失礼ですが、『結婚したら、家族に尽くしたい』そうです。『旦那さんが仕事から帰ってきたら、起きていて御飯とお風呂を用意して迎えてあげたい』そうで、『旦那さんにとって落ち着ける家にしてあげたい』と話していました」
そして、子供への思いもこう語っている。
〈子どもはできれば男の子がほしい。しかも3人ぐらいはほしいなと思っています〉
理想の母親像についても、「目標にされる母になりたい」という項で、
〈「お母さんは俺の自慢だぜ」って言ってもらえたら嬉しい〉と語っている。
また、自分の幼少時代のいじめ体験にも触れ、最終的に未来の子供たちには「自分の事は自分で解決できる人物になってほしい」と願う澤からは、女性ならではの包容力がうかがえよう。
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