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記事全文を読む→ウエストランド「M-1優勝」余波(2)「これから待っているのは地獄だよ」/坂下ブーランの地獄耳芸能
昨年末にウエストランドが悪口連発ネタで「M-1グランプリ」を制した余波が止まない。芸人たちは物言いをつけたくてしょうがないようだ。
マヂカルラブリーの村上は、井口浩之の芸風を分析する。
「やっぱり井口君のあのサイズ感と、あの感じで言うから、悪口が許せるっていうのはやっぱり大きいことですよね。体の小ささと、歯の汚さと。『お前、何様なんだよ』っていう」
南海キャンディーズの山里亮太も、自ら通ってきた道と重ねて語る。
「井口君はここからね、いろんな番組にチャンピオンとして行って。で、『どうですか、最近。誰が嫌いですか』って。山ほど聞かれるんでしょうね。大変よ。地獄。それをこれから井口君はずっと体験していく」
それでも山里は、
「修羅の道に入ってくわけだよ。でも、その修羅の道で、修羅として生きていける人だもんね」
と応援しているのだった。
優勝する前から、井口をやたらとかわいがっていた芸人がいる。東野幸治だ。しかし、その愛情は歪んでいる。
メイク室で東野に「ウエストランド優勝って寂しいですか」と尋ねたケンドーコバヤシが明かす。
「東野さんが本当に能面みたいな表情をして『ホンマ、残念やわ』って。『こんなこと言うたらアカンけど、これヤバイ、優勝してまうって思った時に、国家にとって重大な危機が訪れるかなんかの緊急ニュース入らへんかなって、心から願ったわ』って」
井口も東野本人に、かわいがってくれる理由を尋ねたことがある。その時の返答はこうだった。
「言葉がすごい悪いかもわからんけど。劣悪な精子から誕生した男子が這い上がっていってほしいんですよ。で、天下取ってほしい。だから、お山の大将、山の頂に旗、ぶっ刺してほしいんですよ」
周囲の期待は想像以上に膨らんでいるようだ。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。
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