スポーツ
Posted on 2023年01月26日 09:59

井上尚弥はSバンタム級で勝てるのか…渡嘉敷勝男と米トレーナーの予想がまっぷたつに

2023年01月26日 09:59

 パウンドフォーパウンド世界1位にも輝いた、ボクシング前世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥がスーパーバンタム級に転向したことで、今春にも4階級目のタイトル戦に挑むと、米メディアが報じている。迎え撃つのは、WBC・WBO王者のスティーブン・フルトン(アメリカ)だ。

 井上はたしてスーパーバンタム級で勝てるのか、との論議が噴出する中、元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷勝男氏がズバリ予言した。

「(井上が)パワーでは勝ってますよね。スピードはいい勝負なんで、どっちが早く当てるか。当て勘の良さは、どっちもあります。だから面白い試合にはなりますよね」

 自身のYouTubeチャンネル〈「渡嘉敷勝男公式」トカちゃんねる〉でこう評した元王者は続けて、

「井上チャンピオンは強さの上に、運も持ってますから。この(素早い)動きの中で、スパンスパンスパンって強いチャンピオンに(パンチを)当てれるっていう。そこはフルトンよりも持ってると思いますね。フルトンはバンバン打ってくる。巧いんですけど、結構ガードが下がるんで(そこを打ち抜く)井上チャンピオンのテクニックが生きるんだと思いますね」

 フルトンは21戦21勝(8KO)無敗。21年1月23日、WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチでは、当時無敗のアンジェロ・レオ(アメリカ)を3-0の判定で退け、王座を獲得。同年11月27日、WBC・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦でも、無敗のブランドン・フィゲロア(アメリカ)に判定勝ちしている。

 渡嘉敷氏の結論は、

「井上が負けることはないと思う」

 これに対し、異を唱えるのは「ブレッドマン」の異名を持つアメリカのトレーナー、スティーブン・エドワーズ氏だ。フルトンVS井上戦を、次のように分析してみせた。

「イノウエは108ポンド(ライトフライ級)から始まって、初戦の相手になるだろうフルトンは、122ポンド(スーパーバンタム級)から始まっている。フルトンは体重の割に大きいので、それを考えると無理な注文だと思う。フルトンに比べて堂々とした体格ではないドネアより、イノウエは小さく見える」

 なるほど、それも一理ありという見解だ。井上の挑戦を悲観的にみるエドワーズ氏は、仮に井上が勝利した場合、それがどれほど凄いことなのかについて、

「フルトンに勝てば、井上はマニー・パッキャオに次ぐ、アジアで2番目に偉大なファイターとなる。2020年代の10年間における、最優秀選手の候補になる」

 スーパーバンタム級転向で初めて噴出する、井上に対する不安評価。だがバンタム級時代には、5階級上となるスーパーライト級のフィリピン人選手とのスパーリングで、スタンディングダウンさせたことがある。それだけに、4階級目も体格差をモノともしない圧倒的なパワーで「モンスター」ぶりを証明するかもしれない。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク