社会
Posted on 2014年07月19日 09:56

みのもんた「“対北朝鮮制裁”の一部解除で拉致問題解決は進むか?」

2014年07月19日 09:56

「週刊誌でみのもんたを読めるのはアサ芸だけ」としたかったんだけど‥‥。困ったことに、毎週のように各週刊誌に私が出ちゃっている。別に私が世間を騒がせたわけでもないのに、記者が来るんだよね。「元気ですか?」とか、「何かないですか?」とかさ。何かしら答えると記事になっちゃうんだよ(笑)。

 先日も「週刊文春」が「アダルトサイトについてコメントください」って電話してきてさ。この連載を読んでいるのかね。確かに、ここで「FC2」のことを書いたけど、開けっ広げは問題だって書いたわけで、その手のサイトの良し悪しなんて話せるわけがないじゃない。専門家でもないし、「FC2」や「XVIDEOS」やらを、なぜ知っているかを聞くのはヤボだってことも書いたはずだ。そういうくだらない質問には答えないよ!以上。

 そんなわけで、本題に入りますか。

【安倍総理「対北朝鮮制裁」一部解除を決断】

政府は北朝鮮への経済制裁の一部を解除する方針を発表。日朝間協議で北朝鮮側が提示してきた拉致被害者の安否再調査についての実効性を担保できると判断したためで、拉致問題の解決への期待が高まっている。

「集団的自衛権」や「特定秘密保護法」とか、安倍総理にはさんざん文句を言ってきたけど、今回はほめたいね。若い時から熱意を持って拉致問題の解決に取り組んできた総理だからできた仕事だと思う。

 政府は否定したけど、一部の報道では拉致被害者の生存者リストを提示してきたと伝えられた。北朝鮮のような国家が「誰をさらってきて、どこでどうしているか」をわからないなんてありえない。もしかしたら、残念ながら亡くなった方もいるかもしれない、生きていても“洗脳”されて、帰国したくないと言うかもしれない。それでも、二度と会えないと思っていた家族に一目でも会えるかもしれない。被害者家族に希望の光をともしたことはすばらしい。岸田外相にはお会いしたことないけど、一杯おごりたいぐらい(笑)。

 確かに、北朝鮮は「瀬戸際外交」の使い手ですよ。くみしやすい相手じゃない。経済制裁の一部解除を発表したあとにも、日本海にミサイルを撃ってきて、どういうつもりなのか。

 しかし、北朝鮮国内の経済が疲弊して、国民の食糧だって十分かどうかも怪しい。そこに加えて、中国と韓国が急接近して中国という後ろ盾が失われつつある中で、北朝鮮が慌てて歩み寄ってきた。これはチャンスだよ。対北朝鮮外交の米韓との足並みがそろわないとかいう指摘もあるけど、私は日本独自の路線でグイグイ進めていいと思う。

 そもそも、北朝鮮の三代目、今の最高指導者である金正恩第一書記はスイスに留学していた。若い時にチーズフォンデュを食べていた男ですよ(笑)。西洋の文化も十分知っている。今の北朝鮮を「まずいな」って思うのが普通だよ。きっかけさえあれば、自分が吸った自由な空気を吹き込みたいと思っているんじゃないかな。

 その流れもうまくつかめば、今回の制裁解除で大きく日朝関係が変化するかもしれないよ。人の往来も緩和されるみたいだけど、これを人的交流にまで発展させて、日本がドンドン北朝鮮に自由な空気を吸わせてやるべきだね。

 もちろん、いきなり全開じゃなくて、こうチラチラと‥‥。まさに、巻頭の袋とじみたいに、チラチラ見ているうちに買いたくなっちゃう。小出しに自由な空気を送り込めば、北朝鮮も好意的になるはず。名付けて「袋とじ外交」(笑)。冗談はさておき、今回の制裁解除でいい方向に向かってほしいよ!

◆プロフィール みのもんた 1979年に文化放送を退社後、フリーアナとなる。以後、数々の番組で司会、キャスターを務める。1週間で最も生番組に出演する司会者のギネス記録保持者でもある。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク