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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」守澤太志が特別戦初の頂点に立つ
別府「ウィナーズC」◎守澤太志/○古性優作/▲郡司浩平/△松浦悠士/佐藤慎太郎/平原康多/新田祐大/新山響平/深谷知広/中本匠栄/三谷竜生/坂井洋
売り出し中の若手選手にとって、特別戦はファンにアピールする絶好の舞台でもある。
今年のGII初戦、別府「ウィナーズカップ」(3月18日【土】~21日【火】)は、レースの格にかかわらず1着の多さが選考基準の1つになっている。先行、追い込みともに勝負強い選手がそろうことになり、ゴール寸前での攻防は見ものになる。
展開不問の差し脚の持ち主、守澤太志が特別戦初の頂点に立つ。北日本は新山響平─新田祐大─守澤─佐藤慎太郎で鉄壁のSS班4車まである。その中で特別を勝っていないのは守澤だけ。強力2段ロケットから抜け出しを決める。
差のない対抗が全日本選抜を連覇した古性優作だ。レース運びのうまさは屈指。三谷竜生との中近連係で守澤に肉薄する。
あとは深谷知広との強力タッグで戦う郡司浩平と、動ける松浦悠士の混戦浮上を警戒する。
地元九州の代表は中本匠栄。ここは同県熊本に嘉永泰斗、松本秀之介、伏兵にも挙げた松岡辰泰と若手機動型が目白押し。余力を残して勝ち上がり、ファンの期待に応えるシーンを見てみたい。
【大穴この1車】青野将大(神奈川・117期)。
意外にもGI、GIIの特別は初出場になる南関の徹底先行は、屈指の高配当メーカーでもある。完全優勝した前走のFI久留米初日の1万円超まで、4場所連続で実に6本の万車券を演出。その中には決勝戦に乗ったGIII伊東(〈7〉〈3〉〈2〉〈9〉)の2日目1万円超と準決勝5万9610円もある。まだ全国区でないため、2発出してもおかしくない。
【狙い目の伏兵3人】
松岡辰泰(熊本・117期)は全日本選抜で1勝、2着1回と結果を出した。すでに自在型だが、ここは九州の先頭で戦い抜く。
犬伏湧也(徳島・119期)が、前走の大垣記念決勝戦で単騎の大カマシを打ち、2着の古性以下に5車身差の圧勝劇を演じた。予選を突破すれば、ひと足早い春の嵐を呼ぶ。
東日本の若手注目株は、33歳のオールドルーキー、南関の北井佑季(神奈川・119期)だ。すでにグレード戦で活躍しており、マイペースからの押し切りがある。
最終日の「ガールズケイリンコレクション」は、激戦になりそうだ。実力ナンバーワンで本命視した佐藤水菜は、昨年末以来、2カ月半ぶりの実戦となるだけに不安も残る。○柳原真緒、▲児玉碧衣、△小林優香の出番も十分ありそうだ。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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