エンタメ
Posted on 2014年08月04日 09:59

戦国武将・織田信長の絶倫の源は玉ねぎだった!?

2014年08月04日 09:59

 全国統一を夢見、疾風怒濤、戦国時代を駆け抜けた織田信長は絶倫だった。その源は彼の意外な“食”にもあった。

 天正10年(1582年)家臣・明智光秀の謀反にあい、京都本能寺で自害(享年49)したとされる戦国武将・織田信長の“人生50年”は絶倫生涯でもあった。

 濃姫をはじめとする10指に余る妻・側室を持ち、22人の子供をもうけたうえ、森蘭丸に代表されるように小姓との男色も好んだとも言われているがそうした力を支えていたのが、彼の食事だったというのだ。“三河の田舎者”と自ら語っていた彼の食事は塩分の多い“粗食”だったと伝わっているが、好奇心が強く新しいものを好んだようだ。そのひとつが玉ねぎ。

 内科医で医食研究科でもある重松彰氏が言う。

「玉ねぎが我が国に入ってきたのは1770年に南蛮船が長崎にやってきた時のことと言われていますが、実はイエズス会の宣教師のポルトガル人ルイス・フロイスが完成間もない安土城で信長と対面した時に金平糖などと共に献上されたとも言われています」

 信長はさっそくみじんに切った玉ねぎをご飯にかけ湯づけでかっこんだと言われている。

 栄養学に詳しい理学博士の秋好憲一氏が言う。

「玉ねぎのスタミナ食としての歴史は古く、ピラミッド建設をする労働者達が玉ねぎを食べていたというエピソードもあるくらいです。玉ねぎ、特に外皮には、ポリフェノールの一種のケルセチンをはじめとする多くのミネラルが含まれており疲労回復、精力増強には最適です」

 朝食にご飯の上にみじんに切った玉ねぎ4分の1を乗せ卵黄を落とし醤油をかけてかき混ぜて食べると効果絶大だとも言う。食欲のない時に最適なうえ、コレステロール値を下げ血栓の予防にもなる優れものでもあるというから、信長の快進撃を下支えする「陰の推進力」となったと言えるのである──。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク