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記事全文を読む→「ドラ1でも潰れる球団」ソフトバンクに見える「球団ガチャ」の現実
いよいよ目前に迫った今年のプロ野球ドラフト会議(10月23日)。上位指名候補はすでに各メディアが報じているが、選手にとってはこの“球団ガチャ”がその後のプロ野球人生を大きく左右するといっても過言ではない。
ただし、気がかりな点もある。ドラフト1位選手のその後を調べてみると、プロで大成する選手の数がチームによってバラつきが見られるからだ。
もちろん、プロで成功するには選手個人の才能やメンタルも不可欠だが、同じくらい重要なのは各チームの環境。ドラ1といえば、大学や社会人なら即戦力、高校なら将来性などの点で球団からその年もっとも高い評価を受けた選手ということになる。
2015~24年のドラ1入団選手120人を調べたところ、ソフトバンクと巨人、ヤクルトの3球団はいずれも3人が戦力外通告を受けている(※10月18日時点)。ドラ1選手が全員球界に残っている日本ハムやオリックス、ロッテ、DeNA、中日とはあまりに対照的だ。
なかでもドラ1選手の活躍が今ひとつなのがソフトバンク。90年代後半から00年代にかけては常勝軍団の中心となる選手も複数いたが、ここ10年はチームの主力に成長するような選手は出ていない。唯一挙げるとすれば1年目から中継ぎとして1軍に定着した甲斐野央投手(18年1位)くらいだが、彼は23年に球団がFAで獲得した山川穂高内野手の人的補償で西武に移籍。また、田中正義投手(16年1位)がリリーフ陣の中心としてチームの主力に定着したのも日本ハム移籍後だ。
「ソフトバンクは4軍制を敷いており、育成選手の数も多い。最新の設備を揃え、練習環境としては申し分ないですが、やはり他球団よりも競争が激しい。そのため、ドラフト1位選手でも他の球団ほど優遇はされていません」(スポット紙記者)
とはいえ、ソフトバンクの場合はプロ入り後に急成長してチームの主力になる選手も多く、それで成功しているのも事実。見方を変えるならドラフト1位に頼らないチーム作りをしているとも言えそうだ。
(滝川与一)
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