芸能

やっぱり時代錯誤「オールナイトフジコ」にテレビ業界がドン引きのワケ

 深夜バラエティー番組「オールナイトフジコ」(フジテレビ系)の初回放送が4月14日にあったが、テレビ業界関係者の間では「ホステス気質が漂う時代遅れの番組」として、早くも酷評されている。

 番組は「素人女子大生」15人をメインに、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏、お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介、さらば青春の光・森田哲矢がMCとして番組を仕切る。フジテレビ関係者が言う。

「初回は東京、仙台、静岡、広島の4局ネットでスタートしました。女子大生に対面するように作られた席には総合プロデューサーの秋元康氏、フジテレビの港浩一社長などが、深夜の生放送にもかかわらず見守っており、会社として力の入れようが伝わってきました」

 モチーフにしたのは、1980年代に放送した「オールナイトフジ」だ。当時若手だったとんねるずの出世番組として知られ、艶ビデオ紹介コーナーや、街行く女性にアンダーウェアを見せてもらうコーナーなど、かなり際どい内容が多かった。

「さすがに令和の時代には、コンプライアンス的に全てNG。『コネ席』を作っているのもいかにもフジテレビらしくて、時代錯誤はなはだしいと揶揄する業界関係者は多いですね。女子大生をホステス的に扱うなら、すぐに炎上しそうです」(前出・フジテレビ関係者)

 番組が短命に終わってしまうなら、伝説に残るような振り切った演出を手掛けてもらいたい、と思う。

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