スポーツ

「やっぱり外に飛んでくね」横山武史がゴール直後に口走った皐月賞馬ソールオリエンスの「弱点」

 4月19日公開の記事では、皐月賞(中山・芝2000メートル)をソールオリエンスで制した横山武史が、ゴール後に愛馬と繰り広げた大ハシャギ問答の一部始終を紹介した。

 実はJRA(日本中央競馬会)が配信した武史のジョッキーカメラ動画には、二度目の皐月賞優勝を手にして喜びを大爆発させる武史の様子とともに、馬上の武史が思わず口走った愛馬の「弱点」も収録されていた。

 ゴール板を通過後、「ヨッシャー!」の雄叫びを上げた武史は「おめでとう」と言いながら馬を寄せてきたM・デムーロに「ありがと、ミルコ」の言葉を返すと「やったあ~」を連呼しながら、次のようなホンネをポツリと漏らしたのだ。

「あ~、コーナー、やっぱ膨れる」

 これはソールオリエンスが3~4コーナーの勝負どころで外に膨れてしまったことを振り返ったものだ。その後、「すごいわ」「楽しみだ」との独り言を口にした武史は、愛馬に向かってこう語りかけた。

「粗削りやね、オマエは。ホントに」

 さらに、スタンド前に引き上げてくると、出迎えた厩舎関係者に「すげえ、コイツ!」と叫ぶ一方で、次のように弱点を報告してみせたのだ。

「やっぱね、コーナーね、外に飛んでくね。しっかりすんのは先かな」

 すると厩舎関係者も「まだ子供だな。でも、ダービーまでには」と、大目標に向けての課題を口にして、武史の指摘に大きく頷いてみせたのである。

 だが、武史が指摘する「弱点は」は、ソールオリエンスが秘める「底知れぬ能力」の裏返しでもある。ジョッキー一家の横山家と親しいホースマンも、次のように指摘するのだ。

「前走の京成杯、今回の皐月賞と、いずれも外に大きく膨れながら、直線だけで他馬をゴボウ抜きした鬼脚は、まさに名馬の証明。大一番のダービーは左回りでもあり、手前もうまく変えられることでしょう。大目標へ向けての視界は良好と言っていいのでは」

 その時、ソールオリエンスはどんな鬼脚を披露するのか。楽しみは尽きない。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ