芸能

能年玲奈 不思議ちゃんの必殺技はジジ殺しのスマイル

20140820nounen

 女優の能年玲奈(21)が主演した映画「ホットロード」が8月16日に公開された。封切り初日、全国302の上映映画館中、7割以上の216スクリーンで舞台あいさつの模様が生中継された。ツイッターで、出席した能年らへの質問を受け付けると、わずか30分で3000を超えるツイートが舞い込むなど新しい試みも行われ、大いに盛り上がった。

「配給の松竹自ら『前代未聞、史上最大規模』と胸を張る“一大イベント”だったが、ヒロインの能年は不思議発言と、相も変らぬマイペースぶりを貫き、何やら大物感まで漂わせていた。

「能年といえば、不思議ちゃんキャラでおなじみ。そのユニークな部分をイジりたいと、松竹にはとんでもない数の新聞・雑誌のインタビュー取材の依頼が舞い込んだ。満を持して選んだヒット作『あまちゃん』の次回作で、話題を呼んでいたことも後押しし、テレビ局からもオファーが相次いだ。担当者は小躍りして喜んだが、ことはそう簡単ではなかった」(映画記者)

 というのも、能年は大ボケ連発の爆笑キャラばかり注目されていたが、そこに至るまでにとてつもなく時間がかかるのだ。性格は非常に生真面目で、何事にもこだわりを持つ頑固なタイプ。そのため一つの質問に真剣に考え込んでしまう。その間1言も発さず、ニコニコ笑って時間を稼ぐのだ。当然微妙な間が空いてしまい、時には長考してしまうことも。打てば響くような応対には程遠い。

「舞台あいさつでも、共演者の小澤征悦が『普段でも返事が返ってくるのが7秒後くらいになる』とスローペースをからかっていた」(テレビ誌記者)

 生番組で7秒も沈黙されたら、放送事故と思われかねない。そこで習うより慣れろ、間近でしゃべりのプロの技を盗んで来いとばかりに名だたるバラエティ番組に出演させ、実戦で鍛えることにした。

「とんだ逆効果でしたね。何しろ『しゃべくり007』や『嵐にしやがれ』に出演した能年は不思議ワールドを展開しまくった。並み居るお笑い芸人、売れっ子のジャニーズアイドルを骨抜きにしてしまったんですから。『しゃべくりー』メンバーは特にひどく、ツッコミも忘れてニコニコと目を細め孫に骨抜きにされるお爺さんになり下がってました。あれじゃトークの勉強にならない」(芸能ライター)

 百発百中のジジ殺しのスマイルがあれば、トーク下手でも何とか生き残れそうだが……。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
3
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
4
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
5
新2軍球団「オイシックス新潟」でくすぶる元広島・薮田和樹と元阪神・高山俊の「1軍復帰ロード」