芸能
Posted on 2023年05月25日 09:59

ジャニーズ性加害問題がフラッシュバックする「どうする家康」の禁断シーン

2023年05月25日 09:59

 どうにも最悪のタイミングだ。

 ジャニー喜多川氏によるジャニーズJr.への性加害スキャンダルで大揺れのジャニーズ事務所がキャスティングに関わるNHK大河ドラマ「どうする家康」。5月21日の放送では夫・浅井長政が自害するも、3人の娘と共に生き延びたお市の方(北川景子)に、羽柴秀吉(ムロツヨシ)が迫った。

 お市の方と3人の娘を保護したムロ秀吉は「長政殿と共にご自害されとったら、わしの首が飛ぶところでごぜ~ましたわ。安心してちょ~。姫様たちともどもお市様のことは、この私がよ~くお世話したります」とお市に手を伸ばす。お市は「気安く触れるな、猿!」と横っ面を叩いて抵抗した。北川のビンタシーンに息を飲む。

 しかし秀吉は「猿じゃねぇて。羽柴秀吉だて」と出世によって改名したことを明かし、長政の忘れ形見である3人の女児の頭を撫でると、年長の女児を抱きかかえて連れ去ってしまう。

 視聴者は、戦国時代の絶世の美女・お市の方に秀吉が横恋慕していることも、のちにお市の方の長女・茶々を側室にすることも知っている。茶々を連れ去ってどうするつもりか。秀吉のイヤラシさに、日曜日の大河ドラマらしからぬ後味の悪さだけが残った。

 いや、後味の悪さはこれだけではない。なにしろ初回から、岡田准一が松本潤に「待ってろよ、俺の白ウサギ」と、家康をウサギ呼ばわり。その後の放送でも「白い子ウサギ、食ってやろうか」「こいつは俺のオモチャじゃ」と家康をイジるセリフや、岡田がマツジュンの耳にかぶりつくハラスメントまがいの「ボーイズラブシーン」が、たびたび挿入される。

 信長にもてあそばれる家康の前にも、少女に扮した美少年の井伊直政(板垣李光人)が現れ…と、否が応でもジャニー氏による性加害問題がフラッシュバックしてくるのだ。NHK関係者が言う。

「今はテレビ局より芸能プロダクションの方が力がある時代なので、脚本や演出に不服があれば、ジャニーズ事務所が『ダメ出し』することもできる。ところが『俺の白ウサギ』などという、ボーイズラブを想起させる嗜好を入れてきた。パワハラ、モラハラ、上司から性被害にあった家康が部下の井伊直政に…というのは現代の性的虐待と同じ構図であり、今年の大河はちょっと…」

 5月21日の視聴率は11%台まで盛り返したが、内容、視聴率共に歴史に残る「問題作」になるかもしれない。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年07月27日 11:00

    二転三転したサッカー日本代表の次期監督問題、どうもスッキリしないのはなぜか。日本サッカー協会(JFA)は北中米W杯で指揮を執った森保一監督を、来年1月に開幕するアジアカップ(2027年1月7日から2月5日・サウジアラビア))まで続投させるこ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月28日 14:30

    中日ドラゴンズの元投手で、タレントなどで活躍した板東英二さんが7月22日に慢性心不全のため死去していたと、7月28日に公式サイトで発表した。86歳だった。1940年4月生まれ、満州出身で戦後は徳島県で育った。徳島商時代にエース投手でプレーし...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月29日 11:30

    コロラド・ロッキーズの菅野智之が「夏の主役」となりそうだ。メジャーリーグ各球団が期限ギリギリになると、駆け込みトレードを次々と成立させている。優勝争いから脱落したチームが主力選手を手放し、その見返りとして将来性の高い若手選手を複数人もらう。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/21発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク