芸能

市川猿之助「自死幇助」で歌舞伎役者運命が分かれる「執行猶予付き」と「実刑」の境界

 警視庁は6月27日、歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者を母親の自死を手助けした疑いで逮捕した。

 猿之助容疑者は5月18日、自宅の半地下にある自室で倒れているところをマネージャーが発見。父親の市川段四郎さんと母親は2階のリビングで布団が掛けられた状態で仰向けに倒れているのが見つかり、死亡が確認されていた。

 猿之助容疑者は当初、警視庁に調べに対し「3人で死んで生まれ変わろうと話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしている。社会部記者が語る。

「逮捕の容疑が自死の幇助になったのは、警察が母親が猿之助容疑者から渡された向精神薬を自ら飲んだと判断したからでしょう。ただ、父親については病院に搬送されてから亡くなっており、死亡時間に差があるなど疑問な点が多く、その経緯によっては別途立件もありうる。まずは手始めに母親への容疑で逮捕されましたが、『ビニール袋を両親にかぶせた』と猿之助が話していることも報じられており、今後は特に父親の死因について慎重に捜査されるでしょうね」

 自死への幇助(自殺関与罪)では「6カ月以上7年以下の懲役又は禁錮」で3年以下の懲役であれば執行猶予が付くが、父親の件で再逮捕されれば実刑判決となる可能性も出てくる。これだけの騒動を引き起こしたのだから、猿之助容疑者の歌舞伎俳優としての前途は限りなく暗いといっていいが、父親への関与で運命が大きく分かれそうだ。

(ケン高田)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【オフの目玉】巨人・大城卓三FA権取得で「出ていく可能性」と「欲しい4球団」
2
もし今季の中日ドランゴンズに「大谷翔平」がいたら…ChatGPTが出した「順位」と「打撃成績」
3
アナウンサーの人事異動がニュースになる裏事情「腹いせに自分でリーク」「承認欲求を満たす」ケースも
4
記者をドン引きさせっぱなしの阪神・岡田彰布監督が本当に怒る相手は「身内」だった
5
パ・リーグ移籍濃厚の中日・ビシエドに浮上した「カットされた立浪批判コメント」