スポーツ

阪神・佐藤輝明を2軍に転落させた「夜の会合」お誘いラッシュという甘い罠

 阪神タイガースの佐藤輝明が出場選手登録を抹消され、2軍生活を送っている。今季は64試合で打率2割2分9厘、9本塁打、38打点。ケガがあったわけではなく、6月は打率1割7分9厘、1本塁打という不振で、2軍落ち前日の6月24日の試合では、出番がなかった。新人だった2021年9月以来、2シーズンぶりの2軍調整となる。

 6月16日のソフトバンク戦で、自己ワーストのトンネルを抜ける95打席ぶりの本塁打を放ち、一時は不振脱出が期待されたが、かなわなかった。その原因について、

「関西特有の文化が、佐藤を苦しませているようです」

 と話すのは、球団関係者である。続けて、

「関西メディアは、少し活躍した選手をチヤホヤしてしまう。スポンサーや支援者も、今年からコロナが明けて『お食事したい』『サインを書いてほしい』と、夜の会合への誘いを本格化させました。自分の立場を見失い、野球だけに集中することができなくなったことが、原因のひとつとなっています。メディアやファン、スポンサーの声をできるだけ避けて、野球に没頭できなければ凋落は止まらず、中途半端な選手のままで終わってしまいますよ。お人よしの佐藤にとって、誘惑に負けない強固な意志が大事になってきます」

 技術の脆弱さも、完全に打撃のタイミングを狂わせている。

「ウエスタン・リーグで投げる2軍の投手から打っても、あまり意味はありません。それどころか、外角のボール球を強振して引っかけ、相手の投球術にハマッています。広角に打つことができないので、スランプに陥っているのです」(スポーツ紙デスク)

 昨年まで新人から2年連続で20本塁打と、ポテンシャルは持っているだけに、虎ファンはなんとか復活してほしいと願っている。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
【米ゴルフツアー】コリン・モリカワが生放送で松山英樹に「放送禁止用語」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
4
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」