芸能
Posted on 2014年10月09日 09:58

テリー伊藤対談「山本寛斎」(3)ファッションイベントをなぜトルコで?

2014年10月09日 09:58

20141009j

テリー だから寛斎さんは日本を越えて、表現する場所を世界中に広げているわけですよね。イベントのプロデュースもずっと続けておられますけど、10月にトルコでファッションイベントを開催されるそうですね。どうしてトルコを選ばれたんですか。

寛斎 ちょうど今から約1年前に、とある企業の会長が「寛斎さん、オリンピックが東京になるか、イスタンブールになるか今はまだ決まっていませんが、あれだけの親日国家はないので、もし東京に決まったらトルコの人々に寛斎さんのスーパーショーをプレゼントしたらどうだろう」とおっしゃったのがきっかけです。それじゃあということで、去年、ロンドンでショーを開催したあとにイスタンブールに行ったんです。それに、今年は日本とトルコの外交関係が樹立されて90周年という節目もあって、開催が決まりました。

テリー なるほど。どういうショーを予定しているんですか。

寛斎 10月11日に予定しているんですが、その1週間前からは、日本の大漁旗をたくさん付けた船を3隻イスタンブール市からお借りして、ヨーロッパ側とアジア側をつなぐボスポラス海峡を1日に何回も往復させるんです。日本の原色の旗がてんこ盛りの船が青い海峡に浮かぶ。そうすると「あれは何だ?」ということになる、と。

テリー それで当日まで、イベントを盛り上げていくんですね。大漁旗というのは、寛斎さんが実際に作られたものを掲げるんですか?

寛斎 質問が鋭い(笑)。旗は、4種類のものを使うんです。みんな本物のものなんですが、一つは、漁師のもの。もう一つは、毎年、日本の子供たちがコンテストで作った大漁旗。それから、トルコの子供たちが東日本大震災の時に「日本の子供たちへ」ということで、お見舞いにくれたものなどです。

テリー なるほど。どんな大漁旗なのかな。見てみたい。ファッションショー自体は、どんな演出を考えておられるんですか。

寛斎 ふだんはファッションショーというのは1フロアで行われるんですが、今回は同時に2フロアで行うことに挑戦するんです。2フロアを使うということは、世界的にはまだ例がないんですよ。

テリー ということは、お客さんは1階と2階にいるっていうことですか。

寛斎 そうです。私のショー演出は不思議なことをやっておりまして、私は黒子で登場するんです。これは歌舞伎とか浄瑠璃の黒子とほぼ一緒なんですが、ショーの進行の中で間が空いた時に声を出す等々の、世界に類のないことをやっています。私は年とともにだんだん声量が減っているので、アシスタントとして合計8人ぐらいの若い黒子が2層に分かれ、進行を手伝っていくというやり方ですね。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク