芸能

デーブ・スペクター「『元気が出るテレビ』を初めてアメリカに紹介」/テリー伊藤対談(1)

●ゲスト:デーブ・スペクター(でーぶ・すぺくたー) 米・シカゴ生まれ。1983年、米ABC放送の番組プロデューサーとして来日。「笑っていいとも!」(フジテレビ系)への出演を機に、徐々にタレント活動が増える。現在はコメンテーターとして「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)、「サンデージャポン」(TBS系)などに出演中。また「スペクター・コミュニケーションズ」代表として、海外番組、海外のゴシップ情報などを日本の各局に提供している。

 共演歴も長く、天才テリーが「戦友」と呼ぶデーブ・スペクター氏。満を持して、ついに当対談に初登場! 2人の初対面から日本への想い、来日した当時の思い出、話題のキャンドル・ジュンや最近のテレビ事情まで、縦横無尽に語り尽くした!

テリー 俺ね、もうこの対談25年以上やってるんだよ。

デーブ 知ってますよ、もちろん。でも、全然呼ばれないから。

テリー ビックリしたけど、ゲストに来るの初めてなんだってね。でも、デーブは忙しいから。

デーブ あと、早朝バズーカのPTSDがまだ治ってないんです。

テリー そうか(笑)。

デーブ でも、テリーさん久しぶりですね。前は「サンジャポ」(TBS系)で毎週会ってたけど。いつも本番直前に(ジャケットのボタンを)留めるべきかどうかとか、衣装チェックしてくれて、ほんとに助かってました。

テリー いつも会ってたから改めて聞いたことなかったけど、そもそもデーブは何で日本に来たの?

デーブ 何で? JALで来ました。まだ、その時はANAなかったので。

テリー いくつの時?

デーブ 最初は高校生の時に観光で。その後、上智大学っていう“専門学校”に留学したんですよ。

テリー 高校の時の観光が何で日本だったの?

デーブ 小学5年生、11歳の時かな。初めて日本人の友達ができて、彼が学校に漫画とかを持ってきて、単純に日本に興味を持ったんですよ。

テリー デーブが小5って、その時の日本はどんなイメージだったの? よく言うのは「サムライがいる」とかさ。

デーブ いましたよ、サムライは。NHKの食堂に。

テリー (スタッフに向かって)もうちょっとしたら疲れて、こういうこと言わなくなるから。

デーブ アハハハハ。今日はテレビみたいに止めてくれる人いないからね。でも、テリーさんと最初に会った時、覚えてますよ。出演者同士じゃなくて、お互い本業ですよね。

テリー そうそう。俺が「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の演出をやってる時でね。ああいう演出の番組ってなかったから、デーブが興味を持って、来てくれたんだよ。

デーブ 何かコラボできないかと。それで「元気が出るテレビ」をアメリカのゴールデン(タイム)で放送したんですよ。今は日本の番組もネットやケーブルテレビや衛星放送で普通に見られるけど、当時は見る方法がなかったから、ある意味、自分で言うのも何ですけど、(日本の番組をアメリカに紹介した)先駆者なんですよ。

テリー そこがデーブのすごさだよね。

デーブ あと「風雲!たけし城」も初めに紹介して、問い合わせがTBSにたくさん来たんですよ。それで海外版もできた。あの時はテリーさんと、全日空ホテルのコーヒーショップで延々とテレビ論やバラエティー論を話して、おもしろかったですね。

テリー そうだよね。

デーブ でも、真面目な話をしてるのに、上の部屋でヤリに行くカップルが目の前をたくさん通って。あれはイライラしましたね。

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