芸能

千原ジュニアにホンネをブチまけた「酒場の会話作法」/ブサイク芸人「ほんこん伝説」②

 ブサイクばかりに目がいってしまうが、実はほんこん、芸人界の作法にうるさい。そのため、後輩たちからは、やや敬遠されているかもしれない。

 近年、サーフィンにハマッていて「ほんこんサーフィンクラブ(HSC)」を立ち上げた。ステッカーまで作ったが、後輩芸人がついて来ない。サーフィン経験者のライセンス・藤原一裕やトータルテンボスの藤田憲右を何度も誘っているが「タイミングが合わなくて…」と断られ続けている。はたして後輩には人望が薄いのか…。

 千原ジュニアは先輩に怒られることがめったにないが、ほんこんには一度、怒られたことがある。駆け出し時代、普段はほんこんの相方である板尾創路とばかり飲みに行っていたジュニアだが、たまたまほんこんと2人で飲みに行くことになったという。ジュニアが振り返る。

「板尾さんと喋らせてもらってる時と同じ感覚で、いろいろ『それは違うんじゃないですか』とか言うてたわけ。ほんなら『お前、えらい歯向かうな』みたいなことを言われて」

 それでもジュニアは弁解したという。

「いやいや、違うんです。先輩とこうやって一緒に飲んでて。なんでも『はい、はい』言う後輩と飲んでるよりも『それは違うでしょ』『僕はこう思いますけどね』ってヤツと飲んでるほうが楽しいじゃないですか』」

 ところがほんこんは、それをシャットアウト。

「俺はな、『はい、はい』言うヤツと飲みたいんや!」

 後輩の前でも格好をつけずに、本音を隠さない男なのである。

(坂下ブーラン)

1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    塩試合を打ち砕いた!大谷の〝打った瞬間〟スーパー3ランにMLBオールスターが感謝

    日本時間の7月17日、MLBオールスター「ア・リーグ×ナ・リーグ」(グローブライフフィールド)は淡々と試合が進んでいた。NHK総合での生中継、その解説者で元MLBプレーヤーの長谷川滋利氏が「みんな早打ちですね」と、少しガッカリしているかのよ…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , , |

    新井貴浩監督が絶賛!劇画のような広島カープ野球の応援歌は「走れリュウタロー」

    プロ野球12球団にはそれぞれ、ファンに親しまれるチームカラーがある。今季の広島カープのチームカラーを象徴するシーンが7月初旬、立て続けに2つあった。まずは7月4日の阪神戦だ。3-3で迎えた8回裏、カープの攻撃。この試合前までカープは3連敗で…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
岡田監督よく言った!合計43得点のオールスター戦が「史上最もつまらなかった」とファンが怒った当然の理由
2
巨人・阿部慎之助監督のエンドラン外し「捕手の勘だった」発言に江川卓が「それはない」異論のワケ
3
認知症の蛭子能収「太川陽介とバス旅」は忘れてもボートレース場で「選手解説」ギャンブラー魂
4
レジェンドOBなのになぜ!ド低迷の川崎フロンターレ「中村憲剛」新監督案をサポーターが拒絶
5
【衝撃事実】見たのは誰だ!トランプ銃撃犯は「11分間ドローンでライブ配信」していた