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記事全文を読む→武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈人気薄レイピアから手広く〉
今年の札幌の芝1200メートルは激戦続き。象徴的だったのは、フィオライアが勝ったUHB賞で、5着馬までが同タイム。9着まででもコンマ1秒差で、11着でもコンマ2秒差というすごい競馬だった。こうなると、内も外も逃げも差しも、どれが有利に立ち回ったかでさえ結果論と言えないだろうか。
どこから馬券を買っていても楽しめたはずだが、勝ち馬と同タイムなのに複勝さえ当たっていない、ということもあり得た。「惜しい‥‥」と呟いた人がどれだけいたか、という競馬だった。
UHB賞に3歳馬の出走はなかったが、このキーンランドCには4頭も出てくる。筆頭格はGⅠ馬パンジャタワーだが、このレースの別定はGⅠ勝ち2キロ増という規定。負担重量は57キロとなる。最軽量はカルプスペルシュとナムラクララの53キロ。この牝馬2キロ減は、それだけで大きな武器となるはずだ。
しかし、GⅠ馬と牝馬を差し置いて狙ってみたいのが、55キロのレイピアだ。1勝クラスを勝ったあと、葵S3着を挟んで、2勝クラスと3勝クラスを連勝してきた牡の3歳馬。パンジャタワーと同じタワーオブロンドンの産駒だが、こちらは祖母クーヴェルチュールが芝1200メートルのみで5勝をあげ、3歳時にこのキーンランドCを勝っているという血の実績で上回っている。ダービー以後、騎乗の中身がさらに濃くなっている北村友が鞍上というのも、狙ってみたい材料の1つだ。ハナでもアタマでも、最後にシュッと出て来てほしい。
海外GⅠハナ差2着など、多くの重賞実績があるウインカーネリアンは、57キロがむしろ恵まれた斤量という印象。パンジャタワーの1200メートルの適性にわからないところがあるだけに、順位はウインを上位としてみた。
ただし、札幌のこの距離は激戦必至。さほど人気にならないレイピアから買う以上、相手は手広く押さえても赤字になることはないはずだ。
新潟2歳Sは、栗東から唯一の参戦になると言われているフェスティバルヒルを頭から買う。
今年の皐月賞馬(ミュージアムマイル)の弟は、父がリオンディーズからサートゥルナーリアに替わって、さらにセンスが磨かれているという評判だ。
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