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記事全文を読む→【東海ステークスの大ヒント】鬼脚マクリを繰り出しても後方外からは届かない!となれば「前残り」に該当するのは…
今年からプロキオンステークスと時期が入れ替わり、距離が1400メートルに変更されて行われるGⅢ・東海ステークス(7月27日、中京・ダート1400メートル)は、「コース形態」と「脚質」がカギを握る一戦となりそうだ。
中京競馬場のダートコースは4コーナーのカーブがきついため、距離の長短を問わず、後方から外を回った馬は先行集団に大きく引き離されてしまう。
その結果、最後の直線で鬼脚を繰り出そうとも、物理的に届かないケースが多発する。3~4コーナーでの鋭いマクリ脚がある馬ですら、このコースバイアスを克服することは極めて難しい。
時に差しや追い込みが決まるケースとしては、中団から4コーナーをイン寄りにロスなく回って馬群を割るパターンと、後方から4コーナーを内ラチぴったりに回ってインを強襲するパターンの、2つがある。しかし、いずれも前が詰まるなどして、多くの場合、作戦は不発に終わるのだ。
しかも今回は、前残りが頻発する短距離戦である。となれば、レースが完全前崩れの異常な激流にでもならない限り、スタート後に前々のポジションを確保できる「逃げ・先行馬」に大きな展開の利があることは言うまでもないだろう。
今年の出走メンバー16頭を見渡すと、この条件に該当するのはアドバンスファラオ(牡5)、エートラックス(牡4)、オメガギネス(牡5)、ヤマニンウルス(牡5)、ライツフォル(牡5)、リジル(牝4)、ロードエクレール(牡7)の7頭だ。
中でも名手・武豊が札幌から中京にわざわざ出向き、ブリンカー着用で臨むヤマニンウルスは激アツだ。同馬は中距離ダート戦線を主戦場としてきたが、一気の距離短縮で「ガラリ一変」の可能性があり、人気でも積極的に狙いたい1頭である。
同様にブリンカー着用で臨むリジルも要注意だ。中京のダート1400メートル戦で「1着2回、2着2回、3着1回」と3着内率100%の実績を残しており、前走の15着大敗で大きく人気を落とす今回は、まさに「絶好の狙い目」と言えるだろう。
これまた全くのカラ人気が予想されるロードエクレールも、侮れない1頭だ。高齢馬ながら、過去にはダート1400メートル戦で波乱の主役を何度か演じており、今回も「ノーマークの単騎逃げ」に持ち込めれば、アッと驚く激走の可能性がある。
前述した逃げ・先行が見込める残りの4頭も含めて、読者諸氏の馬券作戦の参考にしていただければ幸いである。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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