芸能

「ハヤブサ消防団」登場のあの駅はなぜ使われたのか…鉄道マニアが注目の理由

 クライマックスを迎え次々と謎が明らかになっている中村倫也主演のドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)。それでもなお残された謎は多く、放送の度に「あのシーンはこんな意味があるのではないか」「あの人の本当の顔はこうではないか」といった考察がネットに上がっている。そんな中、鉄道ファンの注目を集めているのが、ハヤブサ地区の最寄り駅として登場する「八百万駅」なのだという。

 八百万駅は東京の編集者である中山田洋(山本耕史)がハヤブサ地区にやってきた時や、消防団のメンバーが東京旅行から帰ってきた時に登場。いかにも田舎にありそうな古く小さな駅舎が特徴だ。鉄道ライターによれば、

「この『八百万駅』は群馬県の高崎と下仁田を結ぶ上信電鉄の上州福島駅が利用されています。ハヤブサ地区は岐阜県の架空の町という設定ですが、ロケが行われているのは群馬県の富岡市とその周辺。そこで近くを走る上信電鉄の駅が選ばれたと思うのですが、なぜ多くの駅の中からこれといった特徴がない上州福島駅が選ばれたのか。何か意味があり、物語に関係しているのではないかという声もありますが、ではそれが何なのかはまったくわかっていません」

 上信電鉄の上信線には21の駅があるが、高崎駅と高崎近くの駅以外であればどこも八百万駅のイメージとは合う。終着駅の下仁田駅のほうがレトロで雰囲気はいい。ただ、上州福島駅が選ばれた理由として、1つ考えれることがあるという。

「日本の全駅下車を達成したトラベルライターの横見浩彦氏が最後に降りたのが上州福島駅なんです。横見氏の全駅下車は一般的にはまったく知られていませんが、鉄道ファンの間では有名な話。ひょっとするとドラマ関係者の中に鉄道好きがいて、これを知っていたので上州福島駅を選んでのかもしれません」

 上州福島駅を選んだことに意味はあるのか。残りの放送で明らかになるだろうか。

(鈴木誠)

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