スポーツ

那須川天心の判定勝ちで中継に映り込んだ父・弘幸会長の「中指立て」の物議

 プロボクシングデビュー2戦目となる東洋太平洋スーパーバンタム級8位の那須川天心が、メキシコバンタム級王者・ルイス・グスマンを破り、デビュー2連勝を飾った。

 那須川は初回から積極的に立ち向かい、カウンターの左ストレートでグスマンからダウンを奪うなど、終始優位に試合を進めた。7回には連打でダウンを奪い、最後までKOを狙って打ち続けたが、結果は「判定勝ち」。

 試合後、那須川は「進化している姿はみせられたと思うが、最後の最後がうまくいかないというか、人生うまくいかないもんだな」とコメント。続けて「僕のボクシングの本気をみんなに見せられたとは思う。皆さん、どうですか」とファンに問いかけると、会場は応えるように大きな歓声に包まれていた。

 ところが判定勝ちにもつれ込んだ結果に不満を示したのは、父親でキックボクシングチーム「TEPPEN GYM」会長の那須川弘幸氏だ。試合後、リングサイドの弘幸氏をカメラが捉えると、なんと鬼の形相で中指を立てていたのだから、その怒りはかなりのものといえるだろう。

 格闘技ライターが語る。

「弘幸氏にしてみれば、2戦連続の判定勝ちにまったく納得がいかなかったのでしょう。キックボクシングでは無双状態だった息子に不甲斐なさを感じたんじゃないでしょうかね。ただ、さすがに中指を立てるのはいかがなものか。たまたま中継で映り込んでしまったのかは分かりませんが、その態度に呆れる天心ファンも少なくなかったようです」

 試合翌日の会見で那須川は弘幸氏の「中指立て」について聞かれ「パフォーマンスじゃないですか?」と笑っていたが、公衆の面前では絶対NGの行為。もしカメラに抜かれることをわかってやっていたのだとしたら、言語道断といえるだろう。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」