スポーツ

那須川天心の判定勝ちで中継に映り込んだ父・弘幸会長の「中指立て」の物議

 プロボクシングデビュー2戦目となる東洋太平洋スーパーバンタム級8位の那須川天心が、メキシコバンタム級王者・ルイス・グスマンを破り、デビュー2連勝を飾った。

 那須川は初回から積極的に立ち向かい、カウンターの左ストレートでグスマンからダウンを奪うなど、終始優位に試合を進めた。7回には連打でダウンを奪い、最後までKOを狙って打ち続けたが、結果は「判定勝ち」。

 試合後、那須川は「進化している姿はみせられたと思うが、最後の最後がうまくいかないというか、人生うまくいかないもんだな」とコメント。続けて「僕のボクシングの本気をみんなに見せられたとは思う。皆さん、どうですか」とファンに問いかけると、会場は応えるように大きな歓声に包まれていた。

 ところが判定勝ちにもつれ込んだ結果に不満を示したのは、父親でキックボクシングチーム「TEPPEN GYM」会長の那須川弘幸氏だ。試合後、リングサイドの弘幸氏をカメラが捉えると、なんと鬼の形相で中指を立てていたのだから、その怒りはかなりのものといえるだろう。

 格闘技ライターが語る。

「弘幸氏にしてみれば、2戦連続の判定勝ちにまったく納得がいかなかったのでしょう。キックボクシングでは無双状態だった息子に不甲斐なさを感じたんじゃないでしょうかね。ただ、さすがに中指を立てるのはいかがなものか。たまたま中継で映り込んでしまったのかは分かりませんが、その態度に呆れる天心ファンも少なくなかったようです」

 試合翌日の会見で那須川は弘幸氏の「中指立て」について聞かれ「パフォーマンスじゃないですか?」と笑っていたが、公衆の面前では絶対NGの行為。もしカメラに抜かれることをわかってやっていたのだとしたら、言語道断といえるだろう。

(ケン高田)

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